六 話

帰宅無用

    翌朝、天地と佐久耶はホテルから出てきた。
佐久耶「早く天地君誰も外にはいないわよ」
天 地「あ、ああ」
    スタスタスタスタ・・・(以下略)
    3時間後天地と佐久耶は家に帰宅した。
天・佐「た、ただいま」
    ゴォォォォォォォーーーー(効果音)
魎 呼「てーんち」
阿重霞「天地様ーー」
    二人はとてつもなくこわーーーーい顔をして天地に詰め寄った。
魎 呼「天地どこいってたのかなーーー」
阿重霞「天地様朝帰りってとっても悪いことだと思いまーーす」
天 地「か、かえってたの二人とも・・・」
魎 呼「天地、この小娘とはやったのか?」
阿重霞「天地様お答えしてください!!!」
    天地は観念して全てを話した。
    天地は全てを話しても許してくれないと思っていたけれど砂沙美や清音が真ん中に入って
    阿重霞と魎呼を押さえた。
魎 呼「今日の所は何もしないが・・おい佐久耶二度と天地と出かけるなよ、いいか!」
佐久耶「は、はい・・・」
阿重霞「天地様もですよ!」
天 地「はい・・・」
魎 呼「じゃ天地この薬飲んでくれないか?」
阿重霞「天地様この薬を・・・て、魎呼さんなんですのそれ」
魎 呼「阿重霞てめぇこそなんだよそれ?」
阿重霞「いえ決してこれ惚れ薬じゃありませんことよ・・・はっ」
魎 呼「何だよおめぇもかよ・・・あっ」
    と、いうわけで毎度おなじみ喧嘩が始まった。
天 地「はぁぁーやっぱりこうなるのか」
佐久耶「天地君上に行ってましょ」
天 地「そうだね」
    二人は天地の部屋へ去っていった。
砂沙美「さ、お洗濯しなくちゃ」
美 星「お昼のドラマ見なくちゃ!」
鷲 羽「さ、研究の続きしなくちゃ、あ、この惚れ薬もらっとくね!」
魎・阿「え!?」
    二人の喧嘩はストップした。
魎 呼「ああ私の惚れ薬が・・・」
阿重霞「私の惚れ薬が・・・」
    なんだかんだで一日が過ぎ去っていた。

あとがき「ゲスト・佐久耶/砂沙美」
ITK「はーー近頃バイト夜中の2時までかかっててとってもつかれた・・・」
佐久耶「でも砂沙美ちゃんの家事に比べたらたいしたことないいんじゃない」
ITK「まあそうですけどそういう佐久耶ちゃんは何かしていますか?」
佐久耶「えっ・・・・・・・・すみません何もしていません」
ITK「ま、いいでしょ。では気を取り直してインタビューのコーナーにうつりたいと思います。
    砂沙美ちゃんどうぞ」
砂沙美「どうもはじめましてITKさん」
ITK「(うぉぉぉー今回こそちゃんとしたインタビューができそうだぁぁぁ)
 あ、はじめまして、砂沙美ちゃん。では前から聞きたかったことを質問します」
砂沙美「何ITKさん?」
ITK「佐久耶さんをどう思っていますか?」
砂沙美「うーーーん優しいお姉ちゃんみたいで常識を持った人かな」
ITK「ふーんそうなんだ」
砂沙美「何か期待してたの?」
ITK「いや天地が佐久耶さんにとられそうだからてっきり・・・」
砂沙美「まあちょっとね・・・」
ITK「やっぱり・・・」
佐久耶「そうなんだ砂沙美ちゃん(ニコ)」
ITK「あ、いつのまに・・・逃げるんだ砂沙美ちゃん」
砂沙美「あ、うん」
佐久耶「ITKさん次こそは私と天地君を」
ITK「ではこれで終わらしていただきます(スタスタスタ)」
佐久耶「あ、ちょっと待ってよITKさん、もうこの話になるといつもこうなんだから・・・」

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