拾弐話

喧嘩無用

    前回の騒動を裏腹に今柾木家では一式触発の事件が起きようとしていた。
魎 呼「おい佐久耶、てめえあたしに楯突こうってのかい?」
佐久耶「そういうんじゃなくて・・・」
魎 呼「じゃあ何だってんだよ?」
    魎呼は佐久耶の服の襟をつかんだ。
佐久耶「私はただ・・・」
阿重霞「佐久耶さん言いにくいのでしたら私が代わりに言います」
    阿重霞は佐久耶の服の襟に手をかけている魎呼の手をふりほどいた。
阿重霞「魎呼さん、いい加減にしなさいませ。あなたのそのいい加減な態度がどんなに他の人に迷
    惑をかけているか御存知ないのですか」
魎 呼「何だよ阿重霞まで・・・あたしゃただ天地が心配で付き添ってただけじゃないか?」
阿重霞「その行動に問題があるのです。所かまわず付き添っていたため天地様は後気分を害された
    のです。あなたのやっている行為はストーカーと同じですわよ」
魎 呼「・・・・・・」
    魎呼は言い返せなかったため何処へと姿を消した。
佐久耶「阿重霞さんちょっと言い過ぎたんじゃありませんか」
阿重霞「いいんですよこれぐらいいつものことですから」
    一方天地の部屋にて
天 地「そういえば今日、ドラ○ンマガジンの発売日だったな・・・みんなには気分が悪いと言っ
    た手前外に出にくいなあ・・・密かに抜け出して買いに行くか」
    天地は皆に気づかれないように家を出た。
    トントン
魎 呼「天地、さっきはごめんな・・・あんまり天地のこと心配だったんでつい・・・」
    魎呼は天地の部屋の戸を開けた。
魎 呼「あれ?天地は・・・」
    魎呼は部屋中探したが天地は見つからなかった。
    その頃近くのコンビニにて
天 地「それにしても何でコンビニはドラ○ンマガジン売っていないんだろうなあ、やっぱ本屋ま
    で行かないと駄目かなあ・・・」
    天地がコンビニの雑誌置き場の前で一人思いにふけっていたところ天地の後ろから一人の
    女性が近づいてきた。
???「だ〜れだ♪」
天 地「おわっだ、だれだ」
???「当てなきゃこっち向いちゃ駄目(ふくれ顔)」
天 地「えーと・・・聞き覚えがあるんだけど誰だったけなあ・・・(汗)」
???「どうしたの私の声忘れたの?」
天 地「も、もしかして・・・」
???「やっと思い出した、天地君♪」
    天地が後ろを向くとそこには高梁日羽がいた。
天 地「どうしてここに・・・大阪に住んでいたんじゃなかったのか?」
日 羽「家出してきちゃった」
天 地「家出?」
日 羽「ちょっと親と喧嘩してね、だからここの店長に頼んで住み込みで働いているのよ」
天 地「・・・」
日 羽「天地君もしよかったらもう一度天地君のうちに居候できないかな・・・」
天 地「いや・・・いまちょっと」
魎 呼「佐久耶って子が居候してるんだもんなあ〜」
日 羽「ふ〜んその人天地君の彼女?」
魎 呼「彼女ねえ〜天地どうなんだ〜」
天 地「こ、こら魎呼・・・」
日 羽「一回そのこにあってみたいなあ・・・天地君その人に会わして」
魎 呼「天地あわしてやれよ別に何か困ることでもあるのか」
天 地「・・・」
日 羽「じゃバイトが終わったら会いに行くからね」
天 地「はい・・・」
    そして夕方
日 羽「天地君いますかー」
    夕方、日羽は天地家に訪ねてきた。

あとがき「ゲスト・日羽」
ITK「んーーー」
日 羽「どうかしましたかITKさん」
ITK「あ、はじめまして日羽さん、ちょっと考え事をしていたんだ」
日 羽「考え事?」
ITK「実は天地無用のトレーディングカードと魔法少女プリティーサミーのトレーディングカー
    ドがなかなかあつまんなくて・・・どうしようか・・・(実話)」
日 羽「で、何が足りないの?」
ITK「天地無用の方はSP01と03と07、サミーの方はSP001と005がなかなかあつ
    まんないんだ(実話)」
日 羽「いったいどれだけお金をかけたの?」
ITK「多分5万円(実話)」
日 羽「ご・ま・ん」
ITK「この小説の後書きを見ているみなさんで譲ってくれると言う方メールでご連絡お願いしま
    す」
日 羽「天地無用の魅力って凄い・・・」

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