拾参話

来客無用

    日羽が訪ねてきたそのとき柾木家では一悶着おきていた。
日 羽「・・・」
    日羽が訪ねて来たのはよかったが誰も彼女には気づかず喧嘩を繰り返していた。
阿重霞「魎呼さん今日という今日は決着をつけて差し上げますわ」
    阿重霞の挑戦に魎呼も負けじと言い返した。
魎 呼「へっへっへ〜返り討ちにしてやるぜ」
    魎呼と阿重霞の喧嘩はいつもにましてハードに繰り広げられていた。
魎 呼「ライトスレイ(げーむ編参照)」
阿重霞「樹雷王家秘伝呪縛結界(お馴染み)」
日 羽「・・・あの・・・」
清 音「美星あんたのおかげでA級指名手配犯を逃がしちゃったじゃないの」
美 星「だってポリスマンが見たかったんだもん・・・」
清 音「だからって犯人をそのまま放置してテレビに夢中になって、挙げ句の果てに犯人の手錠を
    はずみではずしてしまうわあなたはギャラクシーポリスとしての自覚ていうものが全くな
    いんだから」
美 星「うるうるうるうるうるうるうるうるうるうるうるうる」
日 羽「・・・その・・・」
砂沙美「こら魎ちゃんまだ昼食前だから人参つまみ食いしちゃ駄目よ」
魎皇鬼「ミャオーーン(涙)」
日 羽「ちょっと・・・」
鷲 羽「佐久耶殿ちょっと実験台になってくれないかな」
佐久耶「いやだって言ってるでしょ」
鷲 羽「そういわずにさあその強力な力を解明したいのよ、だからお願い」
佐久耶「いやだったらー(涙)」
天 地「ちょっと鷲羽さんやめてくださいよ佐久耶さんがいやがってるじゃないですか」
鷲 羽「じゃ天地殿に実験台になってもらおうかしら♪」
天 地「えっ、いやそれはちょっと・・・て鷲羽さんちょっとやめてくださいよ」
鷲 羽「ふっふっふっ、天地殿捕獲完了」
天 地「ひえぇぇぇぇぇぇぇぇーーーー!」
佐久耶「天地くーん!」
日 羽「誰もきづいてくれない」
後 月「信幸おじさま私この宝石が欲しいの買ってくださらないおじさま」
信 幸「はっはっは、母さんごめん・・・」
日 羽「しくしくしくしくしくしくしく(涙)」
    日羽は結局誰にも気づいてはもらえなかった。
    その後日羽は家出をやめ実家に帰ることにしたそうな
天 地「そういえば結局日羽こなかったな・・・」
    おいおいそれでも主人公か柾木天地
天 地「・・・・・・一応」

あとがき「ゲスト・日羽/佐久耶」
ITK「結局最後まで気づいてはくれませんでしたね日羽さん・・・て、そのロープはいったい」
    ヒエーーーーーーーーーーーーーーーー!
日 羽「よしこれで邪魔者・・・いえITKさんが拘束・・・もといお出かけになりましたので佐
    久耶さんとともにお話を進行していきます」
佐久耶「ども佐久耶でーす」
日 羽「日羽でーす」
佐・日「二人あわし進行しまーーす」
佐久耶「日羽さん天地君のことどう思いますか」
日 羽「もちろん大好き、佐久耶さんは?」
佐久耶「もちろん大好き」
日 羽「天地君ちっとも私のこと真剣にかんがえてくれないのよ佐久耶さん」
佐久耶「ほんと天地君てそういうところ鈍感だからねえ〜」
佐・日「は〜〜(ため息)」
ITK「ふがふが」
    ドスッ(もの凄く鈍い音)
ITK「ぐえぇぇぇーー」
佐・日「それではまた、次回お会いしましょう〜♪」
ITK「次回覚えてろよ〜(怨)」

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