神我人 | 「よくここまでこれたものだほめておこう」
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鷲 羽 | 「前置きはいいから早くすませましょ」
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神我人 | 「えっいやその・・・・・・」
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鷲 羽 | 「天地殿」
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天 地 | 「はあ〜」
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| こうして鷲羽の有無を言わさない展開により熱い戦いが始まった。
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| 一方そのころ後月と巫薙は白熱する戦いをしていた。
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後 月 | 「はあ、はあ、なんて強さなの」
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巫 薙 | 「殺す・・・」
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| チュドーンボフゥーーン
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| 巫薙のはなった光弾が後月にクリーンヒットした。
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| そして後月が倒れているところに巫薙が近づきとどめを刺すべく右腕にやとっている暗黒
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| の剣をかざした。
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後 月 | 「くっ、これまでなの・・・」
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| 後月が覚悟を決めていたところ巫薙の後ろより矢蔭が瀕死の状態から立ち上がり巫薙を身
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| を挺して抱きかかえた。
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矢 蔭 | 「やめろ巫薙・・・」
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巫 薙 | 「ウォォォォォーーー」
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矢 蔭 | 「駄目か・・・神我人め・・・しからば」
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| 矢蔭は人造光鷹剣を両手に握り・・・
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後 月 | 「待ってください今鷲羽さんと天地さんが神我人を倒しに行っています。だから・・」
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矢 蔭 | 「無理だ、たとえ神我人を倒しても巫薙は元に戻らない」
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後 月 | 「でも鷲羽さんが・・・」
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矢 蔭 | 「鷲羽がそういったか・・・しかしもう遅い暗黒の力に満たされた巫薙はもう元には戻らな
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| い」
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後 月 | 「あっ!」
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| ズシュッ
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| 矢蔭の人造光鷹剣は巫薙にとどまらず矢蔭自身も貫いた。
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後 月 | 「そんな・・・」
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矢 蔭 | 「我が人生に悔いなし、ぐふっ」
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巫 薙 | 「マ、マスター・・・」
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| 二人は消滅した。
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後 月 | 「ど、どうして・・・」
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| 後月は雨滴のように涙を流した。そして傷口のひどさのためその場で倒れ込んだ。
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後 月 | 「こんな私でも、天国にいけるかな・・・」
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| 後月と巫薙の戦いは意外な結末で終結した。
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| そして今もなお天地と神我人の戦いは続いていた。
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天 地 | 「く、光鷹剣がきかない」
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神我人 | 「はっはっはー無駄だ」
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天 地 | 「どうすれば」
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鷲 羽 | 「こうなったら仕方ないわ、天地殿これを・・・」
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天 地 | 「これは魎呼の宝玉」
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鷲 羽 | 「天地剣にある宝玉とその宝玉三つで力を増幅して」
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天 地 | 「わかりましたやってみます」
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| 天地が宝玉三つで力を増幅すると天地のまわりに開いている光鷹翼が三つから十に変化した。
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神我人 | 「くそ、そのてがあったか・・・」
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天 地 | 「行くぞーかがとーーーー!!!」
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| 二人の戦いに終わりを迎えようとした。
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