| | 魎皇鬼の中にて・・・
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| 鷲 羽 | 「後月殿安心して、宇宙一の天才科学者がなおしてあげるわよ」
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| 後 月 | 「鷲羽さん・・・・」
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| | 鷲羽はさっそく後月の治療にかかった。
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| | そのころ天地一行はなんやかんやでにぎやかに話していた。
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| 天 地 | 「阿重霞さん、傷の方は大丈夫ですか？」
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| 阿重霞 | 「え、ええ何とか・・・でも天地様が心配してくれたおかげで少し痛みも収まりましたわ」
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| 天 地 | 「そ、そうですか・・・」
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| 魎 呼 | 「なあて〜ん〜ち、あたしのことも心配してくれよ、ほらここの傷」
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| 阿重霞 | 「それは先日蚊に喰われた所じゃございませんか」
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| 魎 呼 | 「あれ、そうだっけ」
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| 阿重霞 | 「先日蚊に刺されたとわめいておられたではございませんか」
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| 魎 呼 | 「わりーわりー」
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| | 魎呼はその場から姿を消した。
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| 天 地 | 「阿重霞さん砂沙美ちゃんどうしていますかねえ」
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| 阿重霞 | 「家でお留守番といったけど寂しそうにしてらっしゃると思います」
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| 天 地 | 「あ、そうそう阿重霞さん、これ・・・」
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| | 天地は阿重霞にひとしずくの玉を渡した。
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| 阿重霞 | 「これは・・・？」
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| 天 地 | 「神我人と戦っているとき一瞬津名魅の顔が頭によぎってきまして、気がついたら手の中に
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| | これが・・・」
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| 阿重霞 | 「どうしてこれを私に？」
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| 天 地 | 「おれにもよくわかんないけど何となく津名魅がこれを阿重霞さんに渡したかったような気
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| | がします」
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| 阿重霞 | 「はあ・・・」
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| | ところかわって通路脇にて
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| 美 星 | 「ねえ清音これからどうする」
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| 清 音 | 「そうね、本部にもどって通達・・・」
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| 美 星 | 「私もっとここにいたいのに・・・」
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| 清 音 | 「私から本部に伝達しておくね、九羅密長官にもね」
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| 美 星 | 「ありがと清音」
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| | そして魎皇鬼内にて
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| | ビービービービー
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| 鷲 羽 | 「緊急連絡ここら一体に次元の歪みが生まれて・・・！〇ま・・×／・き＃＊こまれ☆；∀
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| | ℃・・宝玉と光鷹翼剣の影響で｜＋／＠」
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| 天 地 | 「う、うわあーーー」
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| 阿重霞 | 「きゃーーー」
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| 魎 呼 | 「うわあ」
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| 美・清 | 「キャアーーー」
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| 魎皇鬼 | 「ミャオーーーーーー」
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| | 一同全員次元の歪みに飲み込まれた。
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