親天地無用第二期/五話

制御無用

麿姫美「こら、それ以上近づくと何するかわからないよ」
    麿姫美の脅しに後月は何事もなかったのごとく
後 月「あなたはわかっていないようね、私の実力を・・・」
麿姫美「なに・・・」
    麿姫美が一瞬ひるんだところ後月は一瞬にして麿姫美の背後にまわった。
後 月「円舞!!」
    後月の回転攻撃に麿姫美はパトカーの所まで吹っ飛んだ。
緋 室「く、くそーーー」
    緋室は麿姫美がやられたのを見て逃げ出そうとした。
後 月「あなたも許さないわ・・・」
    後月は全身から精神を集中し、そして遠くにいる緋室に気弾をとばした。
    ズドーーーン
緋 室「ぐおぁぁぁーーーーー」
    緋室は完全に沈黙した。
    数時間後警察勢が気がつき事件はいつのまにやら解決した。
    そして麿姫美と緋室は監獄行きとなった。
    一方後月は怪我をした子供を病院に送った後柾木家に帰っていった。
後 月「ただいま・・・て、誰もいないか」
    と、後月の後ろに天地のおばさんが立っていた。
お ば「あら柾木家の他の人は留守ですか?」
後 月「え、ええ皆様いろんな用事で今私が留守番をしています」
お ば「それじゃあこの子を預けられないねえ」
後 月「その子もしかして太老君?」
お ば「ああそうだよ、あんたは初顔だったねえ」
太 老「マーマー」
お ば「あらあらやっぱり鷲羽ちゃんっていったかい、あのこがいないとだめなのかねえ・・・」
後 月「あのう何かお仕事でも?」
お ば「ちょっと仕事があってね、この子の親も仕事で手が放せなくてねえ」
後 月「なんでしたら私が預かりましょうか?」
お ば「いいのかい、なら御願いするよ」
    おばはとっととその場から姿を消した。
後 月「太老君お姉ちゃんが面倒見てあげるからねえ・・・」
太 老「ばーばーばーばー」
    後月はカチンときた、こう見えても後月はまだ十四歳だからである。
後 月「ばーばーじゃなくてお・ね・え・ちゃ・ん」
太 老「ふえーーーーん!!!!!!!!!!」
    太老は泣き出した。
太 老「おぎゃーおぎゃー・・・・」
後 月「はー、早く帰ってきて皆さん」
    後月の大きなため息は太老にはまったく届かないのであった。

あとがき「ゲスト・太老」
ITK「ああ!!!となりのへやのやつがやかましい!!!(この小説を書いている夜中1時)」
太 老「オギャーオギャー」
ITK「私は結構地獄耳&神経質なんで隣の部屋の話し声や、車の音ひとつでなかなか寝られない
    んです」
太 老「オギャーオギャー」
ITK「だぁあああああああ!!!やかましいいいい!!!!!!」
太 老「じーーーーー」
ITK「なんだよ」
太 老「じょーーーー」
ITK「おわああ!!!こんなところで小便するな!!!!」
    ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ

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