親天地無用第二期/拾話

相殺無用

幽 戯「しね!」
    幽戯の放った光弾は天地に向かって放たれた。
    天地は素早く光鷹翼をはって防いだ。
幽 戯「へーー、すごいねそれ、ねえ真鳥、秀眞」
真 鳥「ほうとうね」
秀 眞「さすがというところかな」
天 地「お、おまえは」
真 鳥「幽霊を見るような目で見ないでよ。あなたが斬ったのは私のクローンよ」
    そういうと秀眞と、真鳥も光弾を放ち始めた。
    いっぺんに3方向から攻められたものの天地の光鷹翼は津名魅のバックアップを受けてい
    たため、まったくダメージを受けなかった。
幽 戯「くそくそくそくそ」
    幽戯はムキになり前にもまして光弾の放つ数を増やし続けた。
真 鳥「どうやらきかないようね」
幽 戯「うるさーーーい」
    幽戯は真鳥を消滅させた。
秀 眞「ゆ、幽戯様・・・」
幽 戯「お前も消えたいか!!!」
秀 眞「い、いえ・・・」
天 地「チャンスだ」
津名魅「ではあそこまで転送します」
    天地は相手がこじれたのをスキに相手の背後までワープした。
天 地「おわりだーーーー!!!!」
幽・秀「な・・・」
    天地の剣先が二人の体を大きく切り裂いた。
    その瞬間幽戯の体から佐久耶が出現した。
佐久耶「ありがとう天地君・・・」
天 地「さ、佐久耶さん」
佐久耶「私の本体が滅びた今、私もこの世界に存在することもできなくなるの。でも後悔してない
    から、天地君と一緒にいた日々を・・・」
天 地「さよなら佐久耶さん・・・」 
    天地が佐久耶と話しているスキに背後より秀眞が襲いかかってきた。
秀 眞「道ずれにしてやる!!!!」
天 地「うわぁぁぁぁぁ!!!」
    不意をつかれたため防御もできず天地は秀眞とともに爆風包まれた。
    その後鷲羽達一行は自力で脱出して幽戯のいた場所まで来たもののそこには誰もいなかっ
    たという。
魎 呼「おい鷲羽天地はどこにいったんだよ」
阿重霞「そうです鷲羽様天地様は何処(いずこ)に」
鷲 羽「おかしいわね、ここで天地殿の足取りは完全途絶えているわ」
砂沙美「天地兄ちゃんはいったい?」
鷲 羽「うーーーん??????」
美 星「あらこれなんですか鷲羽さん」
鷲 羽「あん?」
清 音「何を見つけたの美星?」
    美星が手にしていたものはなんと天地がもっていたマスターキーだった。
鷲 羽「うーーーん??????」
    その後幽戯の城は自然と消滅し、日本海に深く沈んでいった。
    鷲羽達一行は結局天地を見つけることはできなかった。
    ちなみに余談ですが、後月はお留守番してました。
後 月「暇だなーーー」 

あとがき「ゲスト・美星」
ITK「何かすごく簡単に幽戯がやられちゃいました」
美 星「それはそれは」
ITK「いったい天地はどうなったのか」
美 星「はいはい」
ITK「一応死んだという設定にはなりませんのであしからず」
美 星「ほえー天地さん死んでいないんですか?」
ITK「・・・一応」
美 星「一応だそうですか」
ITK「・・・はあ」

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