親天地無用第二期/拾弐話

現実無用

砂沙美「おはよーみんな」
白 亜「萌田さん、今日は5秒も遅刻ですよ」
砂沙美「いいじゃないのたった5秒くらい」
白 亜「だめです!」
砂沙美「そんな〜〜」
鷲 羽「砂沙美ちゃん運が悪かったわね」
砂沙美「ぷんぷん」
鷲 羽「うわっ!こわ」
    この世界の砂沙美は小学6年生でちょっとドジで明るい少女。
    そして2限目社会の時間。
    砂沙美は昨日会った年上の人に片思いの真っ最中であった。
砂沙美「ぽわーーーーーん」
白 亜「萌田さん(小声)萌田さん」
    白亜の声はまったく聞こえない状態であった。
砂沙美「あの人・・・なんていう名前かな・・・」
白 亜「萌田さん!!」
砂沙美「ん?」
高井戸「白亜君授業中喋ってばっかりいるとしゃべーくなるよ(やべーく)」
    毎度のごとく高井戸先生の寒い洒落(しゃれ)に教室は一瞬にして凍りついた。
    そのころ砂沙美の意中の天地はというと・・・
天 地「ええとこの家でいいんだな・・・」
    新聞配達のアルバイトをしている最中でした。
津名魅「ええ、次はあっちでその次は・・・」
    津名魅も天地と一緒に新聞配達を手伝っていた。
天 地「津名魅さん、俺の手伝いはいいですからこの世界の科学者の方を探してくれませんか?」
津名魅「大丈夫です。いずれそのときがくるでしょう・・・」
天 地「そんないい加減な・・・」
津名魅「だってこの新聞の占いの覧に書いてありましたよ・・・」
天 地「そういうのはあまり確実性に欠けているんですけど・・・」
津名魅「えっそうなんですか?ならこれは嘘なんですか?」
天 地「占いっていうのはあたるも八卦あたらぬも八卦といって気のもちようと偶然が重なったに
    過ぎないんですよ」
津名魅「世間知らずなんですね私・・・」
天 地「そう気落ちしないでください」
津名魅「それにしてもこれだけ働いて1日分の食事がやっとというのも割に合いませんね」
天 地「しかたないですよ」
    と、黙々と天地と津名魅は新聞配達を続けるのであった。
    そして天地はアルバイトをおえ、しばらく仮家として利用している橋の下のぼろ小屋に帰
    路した。
津名魅「天地さん着替えるんで外に出てくれますか」
天 地「あ、は、はい」
    天地は外に出た・・・。
    と、天地は背後より巨大な殺気を感じた。
    そう秀眞がそこにいた。
    天地はすかさず光鷹翼剣をだそうとしたがいっこうに出現しなかった。
天 地「ま、まさか次元が違うから光鷹翼剣がでないなんて・・・」
秀 眞「ふ、ふ、ふ、おわりだな・・・死ね!!!」
    秀眞は両手の爪を天地に向けて斬り刻んだ。
天 地「ううう」
    天地の体から血がこぼれだした。
秀 眞「とどめだ!!!」
    と、いきなり秀眞の爪めがけてどこよりバトンが飛んできて秀眞の爪にひびを入れた。
秀 眞「何奴!」
    秀眞の背後の橋に一人の少女がいた・・・・・・。

あとがき「ゲスト・白亜」
ITK「10月の24日岐阜の天地仲間とおはなししました。いろいろカードも交換」
白 亜「勉強はどうしたんですか?」
ITK「いや、あのそのひとたちと・・・」
白 亜「勉強は??」
ITK「だから・・・」
白 亜「勉強!!!!!・・・勉強しないと卒業できませんよ」
ITK「・・・ゲストに呼ばなきゃよかった(小声)」

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