親天地無用第二期/拾四話

割愛無用

天 地「あ〜〜〜よくねた・・・」
    朝日がまぶしい今日の朝、日課のごとく天地は朝早く起床した。
    そしてバイト先の新聞配達に出かけた。
天 地「それにしてもいつまでここにいればいいのかな・・・」
    天地は愚痴を言いながらもこつこつと配達を続けた。
    配達も終わり日給を受け取った天地は近くの売店で牛乳とパンを買い近くのベンチで食
    事をしていた。
    天地が黙々と食事をしていると一人の女性が自分の所に近づいてきた。
    その女性は前に学校の校門にてぶつかった小学生である。
砂沙美「あの・・・いい天気ですね・・・」
天 地「そ、そうですね・・・」
    この会話のあと長い沈黙が続いた。
    そしてその沈黙を破ったのが・・・。
阿重霞「砂沙美ちゃんおはよう」
魎 呼「よ、はやいな砂沙美!」
砂沙美「阿重霞さんに魎呼さん、おはようございます」
阿重霞「隣の方どなたです?」
魎 呼「砂沙美、お前の彼氏か?」
砂沙美「ち、違います・・・前にあったことがあるだけです・・・」
魎 呼「それで何で今日は一緒なんだ?(笑)」
砂沙美「・・・・・・」
    砂沙美は返答に困って黙り込んだ。それを察した阿重霞は魎呼の腕をつかんで
阿重霞「魎呼さん今日は補習なんですから早く行きますわよ」
魎 呼「お、おい何すんだよ阿重霞・・・」
阿重霞「(小声で)魎呼さん気がきかないわよ」
    阿重霞と魎呼は去っていった。
    そしてとうの天地はというと・・・
天 地「この世界にも阿重霞さんや魎呼がいるんだな・・・。しかもこっちの世界は何かおとなし
    いような気がするな・・・」
砂沙美「あ、あの・・・帰ります」
    砂沙美は有無をいわさず去っていった。
天 地「???」
    天地はしばらくそこにいたがつかれもとれたので仮小屋に帰ることにした。
天 地「まだ寝てますか津名魅さ・・・・うわ」
    小屋の中で何があったかは割愛させていただきます。
津名魅「部屋にはいるときはちゃんとノックしてくださいね・・・」
天 地「はい・・・(すごかったな・・・読者にそれを説明できないのが残念)」
津名魅「それより天地さん、私のお食事は?」
天 地「あっ忘れてた、いま買ってきます。なにがいいですか?」
津名魅「ジューシーなお肉を・・・」
天 地「無理です・・・」
津名魅「ぶーぶー」
    今日(こんにち)もまた平和な一日が過ぎていった。

あとがき「ゲスト・天地」
ITK「いったい何を見たんですか天地君」
天 地「いやそれはその・・・」
ITK「はっきりいいなさい・・・」
天 地「じつは・・・ぐわ」
ITK「どうした天地・・・ぐわ」
    何者かによって二人は息の根を止められた・・・。

創作小説に戻る

inserted by FC2 system