天 地 | 「だぁあああああああああああああああ!!!」
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| ズドーーーーーーーーン
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| ものの見事に天地は吹っ飛んだ。
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津名魅 | 「あ、いたそ・・・」
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| 先日から天地はスタントのバイトをしていた。
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監 督 | 「OK!きみよかったよ今のところ。しばらく時間があるから食事でもしててくれ」
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天 地 | 「はい、ありがとうございます」
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| 天地は津名魅のいるテントに向かいロケ弁をほうばった。
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津名魅 | 「よかったですよ今のところ」
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天 地 | 「でもあそこまで吹っ飛んで腰がすごくいたかったよ・・・」
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津名魅 | 「でもこれでバイト代日払いで五千円はいりますよ」
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天 地 | 「・・・・・・」
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津名魅 | 「どうしたんですか天地さん、その目?」
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天 地 | 「さっき津名魅さんの写真撮影はたしか・・・」
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津名魅 | 「五万円です・・・」
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天 地 | 「ですよね・・・」
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津名魅 | 「ですね・・・(ひや汗)」
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| その日の夕方天地と津名魅はいろいろな人からの情報から静香という科学者がいるとの情
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| 報が入りその人の住む屋敷に向かった。
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| その屋敷のまわりは陰気な雰囲気を漂わして(ただよわして)いた。
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津名魅 | 「ここでいいのきみ?」
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カ ナ | 「うんここだよ」
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天 地 | 「ありがとうカナちゃん」
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カ ナ | 「ぽっ・・・」
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津名魅 | 「ど、どうしたの?」
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カ ナ | 「な、なんでもない・・・じゃ、わたしはこれで・・・」
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| 近くまで案内してくれた幼稚園児カナちゃんは去っていった。
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天 地 | 「何かもの凄く入りにくい屋敷ですね・・・」
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津名魅 | 「ここで立ち止まっていては何もはじまりません、いきましょ!」
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天 地 | 「・・・・・・」
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津名魅 | 「どうしたんですか?」
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天 地 | 「・・・うしろ・・・」
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津名魅 | 「うしろ?」
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| 天地と津名魅の後ろに一人の女性がたっていた。
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静 香 | 「あたしの家に何の用だい?」
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津名魅 | 「あの・・・時空移動装置を作って欲しいんです?」
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静 香 | 「??????」
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天 地 | 「あの・・・静香さんですよね・・・」
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静 香 | 「そうだけど・・・唐突にそんなこというなんて健康的じゃないわね・・・」
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津名魅 | 「お願いです静香さん」
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静 香 | 「うーーーーーん大学のチーム連絡して試作中のあれでも改良してみるか・・・」
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天 地 | 「大学のチーム?」
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静 香 | 「ま、いまは空間移動などの実験をしてるんだけどね・・・メンバーは萌田教授を筆頭に助
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| 手の私、IQ250以上の天才少女鷲羽ちゃんに大学の院生数人・・・詳しい話は家の中
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| で話しましょう」
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| 三人は屋敷の中へ入っていった。
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