親天地無用第二期/弐拾話

母性無用

魎 呼「おい鷲羽!!!!!」
    いきなり魎呼は鷲羽に突っかかってきた。
鷲 羽「どうしたの魎呼ちゃん(ニコ)」
魎 呼「あのお菓子は何だったんだよ鷲羽!!!」
鷲 羽「あら魎呼ちゃんつまみ食いなんてお行儀が悪いわねえ」
魎 呼「そんなこと聞いてんじゃねえよ」
鷲 羽「魎呼ちゃん、ままはそんな風に育てた覚えはないわよ」
魎 呼「育てられた覚えなんかねえよ」
鷲 羽「あら、そうだったかしら?」
魎 呼「てめえ・・・」
    二人が仲良く?絡む様子を少し離れたところから見守る阿重霞と後月
後 月「仲がいいですね二人とも」
阿重霞「そうかしら?」
    二人とも全く別の世界にいるのごとく話し合っていた。
鷲 羽「あのお菓子はねえ」
魎 呼「あのお菓子は?」
鷲 羽「ただのお菓子といったら信じる(ニヤリ)」
魎 呼「信じられるかよおめえがつくったもんなんか・・・」
鷲 羽「魎呼ちゃん人を信じられなくなったら終わりよ」
魎 呼「おめえに信用なんてあったのかよ」
鷲 羽「あるつもりだけど・・・」
魎 呼「ないない」
鷲 羽「ママ悲しい(ホロリ)」
魎 呼「・・・・・・」
鷲 羽「ま、冗談はここまでにして、あれはねえ・・・」
魎 呼「あれは・・・」
鷲 羽「鷲羽ちゃん特製のウルトラ惚れ薬バージョン99よ。以前魎呼ちゃんと阿重霞殿の持って
    いた惚れ薬を改良した物よ(第一期の六話目帰宅無用参照)」
魎 呼「あの惚れ薬か・・・」
鷲 羽「ただしこの薬のすごいところはなんとすべてにきくという効果があるのよ」
魎 呼「でもだいじょうぶだぞ」
鷲 羽「効き目は食べてから一時間後位よ」
    と、鷲羽のその言葉に阿重霞と後月はそそくさと逃げ出した。
鷲 羽「あらあら逃げなくてもいいのに阿重霞殿も後月ちゃんも・・・。女性が食べた場合は効き
    目がないのよ。でも副作用としてカッパに変身するわ」
    ・・・そして時間が過ぎた。
魎 呼「うっ・・・」
    ボワアアアアアアアアアアアアン!!!!!
魎 呼「カッパーーーーー」
鷲 羽「おそまつさまです」

あとがき「ゲスト・後月」
ITK「今回とくにオチはありません。でも次につなげる予定です」
後 月「それにしても第一期の六話目からつなげるなんて、ちょっと無理があったんじゃないです
    か・・・覚えている人多分いないんじゃないかな・・・」
ITK「いや昔からどこでどう使おうか考えてて、ここまでのびちゃったんです。だからまあいい
    じゃないですか(笑)」
後 月「まあいいですけど・・・」
ITK「話変わって、もうキャラクター使い切ったから次誰だそうかな・・・」
後 月「主要キャラすべて使いましたからねえ・・・どうしましょ」

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