親天地無用第二期/弐拾六話

終焉無用

天 地「一年ぶりに帰ってきたな・・・」
    樹雷の修行場より帰ってきた天地は神社まで来ていた。
    まず最初に母親の墓参りを優先させた。
天 地「母さん、帰ってきたよ・・・」
    天地は母親の墓前でひとこと帰郷の挨拶をした。
勝 仁「天地、帰ってきたか」
天 地「あ、じっちゃん」
勝 仁「まず最初に阿知花の所に来るとは母親孝行じゃのう」
天 地「もし母さんも修行してればって思っちゃって」
勝 仁「阿知花は地球人として生きたがために早命した」
天 地「母さんらしいね」
信 幸「お父さんここにいたんですか・・・って、天地帰ってきたのか?」
天 地「ただいま父さん」
信 幸「水臭いなあ天地、帰って来るという連絡の一つもよこさなくて・・・」
天 地「いや・・・」
信 幸「はあ〜?」
勝 仁「柾木家が全員そろったわけだから、ここは一つお参りをしよう」
信 幸「そうですね」
    三人は一様に阿知花の墓前で手を合わした。
勝 仁「さて、天地、後月殿はどうしたのじゃ?」
天 地「樹雷の暮らしがいいからっておいてきたよ」
勝 仁「そうか・・・」
信 幸「では家に戻ろうな」
天 地「そうだね親父」
    三人は柾木家に向かった。と、毎度のごとく懐かしい爆発音が聞こえてきた。
    チュドーン!ビリビリビリビリ!!!!
    柾木家は崩壊の一途をたどっていた。
天 地「お、親父・・・」
信 幸「近頃修理費がかさんで困っているんだが・・・」
勝 仁「頭が痛いのう」
天 地「俺、もう一度修行に行って来る・・・」
信 幸「わしもしばらく出張しようかな・・・」
勝 仁「わしも神社へ・・・」
    3人は逃亡した。
    一方柾木家では
魎 呼「てめーいい加減にしろぉぉぉーー!!!」
阿重霞「魎呼さん、あがいても無駄ですよ」
砂沙美「あーーまた壁を壊しちゃった・・・」
鷲 羽「いつまで続くんだろうねえ」
美 星「そうですねえ」
清 音「早く天地君帰ってこないかしら・・・」
鷲 羽「そういえばもう一年は経つねえ」
砂沙美「天地兄ちゃん帰ってきて〜」
鷲 羽「でも帰ってきてもあんまりかわんないかもね」
美 星「そうですねえ」
清 音「あんたそればっかりね」
砂沙美「はあ〜」
鷲 羽「さてそろそろ止めようか」
    鷲羽と清音と砂沙美の頑張りにより毎度の騒ぎは丸く収まった?
    一方天地は岡山より逃亡・・・

あとがき「ゲスト・後月」
ITK「ふーようやく終わった」
後 月「なんか納得できない終わり方ねえ」
ITK「まあ・・・そう見える人も少々いるでそうが・・・」
後 月「少々じゃなくてホームページ読者十万人のうち百万人はそう思います」
ITK「なんで増えてるの・・・それにうちのページにそんなに読者いないと思うけど・・・」
後 月「それだけそう見えるって事!それにまあ多少は多く見積もってもいいと思うけど」
ITK「BM系はともかく天地系は多分百人にも満たないと思うけど・・・ぐふぅ」
後 月「余計なこと言ってると読んでる人信じちゃうでしょ」
ITK「いやでも、嘘はいけない・・・ぐふぉぉぉぉぉ!!!」
後 月「二度同じこと言わせない!」
ITK「はい・・・(虫の息)」
後 月「第二期終わったあとどうするの?」
ITK「しばらくは外伝、美紗緒日記を書く予定の予定・・・」
後 月「第三期は?」
ITK「現在予定無いかも・・・」
後 月「ところでまた私どうなったの?」
ITK「どうなったんでしょう・・・」
後 月「誤魔化すの得意ですね・・・」
ITK「いやいや誉めなくていいですよ」
後 月「・・・・・・」

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