| 皆と協力すれば何とかなる・・・
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| そう思っていた自分。
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| しかしそれも杞憂であった・・・。
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| レミリアとフランの二人のコンビネーションの前に、紅白の悪魔は断末魔と共に消滅しよ
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| うとしている。
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レミリ | 「フラン、一気に畳み掛けるわよ」
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フラン | 「お姉さま、手柄は私が貰うわよ♪」
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| 二人の弾幕はとどまる事を知らず、紅白の悪魔は何も出来ない状態。
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| そして・・・
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| 紅白の悪魔は消滅した・・・
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??? | 「うーん、なんかあの化け物よりも、あの姉妹の方が紅白の悪魔な気がするが気のせいかw」
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パチュ | 「口は災いの元よ、あの二人の前でそんな事は言わない様にね」
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??? | 「サーセンw」
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大妖精 | 「結局私達は色々迎え撃つ準備したけど、二人で全て解決しちゃったね・・・」
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??? | 「まー解決したから良いんじゃないかな?」
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大妖精 | 「・・・そうですね」
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パチュ | 「まー後始末は美鈴達にでも任せて、私は自室に戻るわ」
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紅美鈴 | 「それでは、パチュリー様、小悪魔をお借りします」
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パチュ | 「良いわよ、手伝って上げないさい小悪魔」
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小悪魔 | 「分かりました」
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チルノ | 「アタイ達も手伝う」
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ルーミ | 「私も手伝うのかー」
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大妖精 | 「・・・私も手伝います」
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??? | 「はいはい・・・さてと、これから俺どうしようかな・・・」
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咲 夜 | 「元の世界に戻るというのであれば、八雲紫に相談してはどうでしょうか?」
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??? | 「やっぱり居るんですね、その人は」
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咲 夜 | 「あれのスキマを使えば元の世界に戻れるのでは無いでしょうか?」
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??? | 「ですか・・・しかしなあ〜」
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咲 夜 | 「戻りたく無いのですか?」
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??? | 「いや折角この世界に来たのに、もう少し羽伸ばしたいな〜と」
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咲 夜 | 「それとも大妖精に未練でも有るのですか(ニヤニヤ)」
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??? | 「ちょっw」
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咲 夜 | 「まー、実際に決めるのは貴方だから、好きにすれば良いと思いますよ(ニヤニヤ)」
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??? | 「・・・」
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フラン | 「咲夜、ちょっとこの???借りるね」
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| え?おいおい
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| 行き成り???はフランに連れられて空の彼方まで飛んで行った。
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レミリ | 「それにしても、フランがあんなに和やか(にこやか)なのって、珍しいわよね」
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咲 夜 | 「あの???はどうやら妹様に気に入られた様子です」
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レミリ | 「うーん、一寸(ちょっと)勿体無いわね・・・折角フランの良い遊び相手になると思った
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| んだけど・・・」
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咲 夜 | 「まーここは大妖精に華を持たせて上げないと」
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レミリ | 「えらく大妖精がお気に入りなのね貴方は」
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咲 夜 | 「以前、紅魔館でメイド研修生として手伝って頂いた時は、すごく助かりましたから」
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レミリ | 「まー今の内だけフランに遊ばせてあげましょ」
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| 結局、フランと???は夜遅くまで遊んでいたとな・・・
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| そして???は、これからどうしようか考えていた。
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??? | 「うーん、どうしようか・・・」
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大妖精 | 「どうするんですか?」
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| ニコニコ笑顔で応対する大妖精。
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??? | 「うーん・・・折角だから、この世界のあちこちを旅しようかなと思う」
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大妖精 | 「旅?元の世界に変える方法を探さなくて宜しいのですか?」
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??? | 「いや、帰る方法は何と無く見当は付いている」
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大妖精 | 「あ、有るんですか戻る方法?」
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??? | 「うん、まーそういう事で・・・」
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大妖精 | 「で?」
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??? | 「一寸(ちょっと)永遠亭に行って見る」
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大妖精 | 「な、何故永遠亭に・・・?」
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??? | 「一寸(ちょっと)野暮用で(←???は因幡てゐ押しですw)」
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大妖精 | 「じぃぃぃぃー(じと目)何か不誠実な事企んでませんか?」
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??? | 「イーエ、ヘンナコトハタクランデオリマセン」
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大妖精 | 「・・・ぷん」
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| 拗ねる大妖精。
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| ???は元々、因幡てゐの方に興味が有る人間でした。
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| ので、折角この世界に来たのだからどうしても会いたい訳である。
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??? | 「まーそう言う訳だから、明日に成ったら出掛けようと思う」
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大妖精 | 「私も一緒に行きます!」
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??? | 「はい?」
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大妖精 | 「???さんが悪さしない様に私が監視役として付き添います」
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??? | 「えええ〜」
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大妖精 | 「断るのでしたらフランちゃんをお呼びします」
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??? | 「おい馬鹿ヤメロ、もう空の遊びはコリゴリダー」
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大妖精 | 「と言う訳で、一緒に行きます」
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??? | 「なんでそんなに一緒に来たがるの・・・」
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大妖精 | 「・・・ばか」
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| 鈍いぞ、???君。
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| まーそう言う訳で永遠亭に二人で行く事に成った。
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チルノ | 「行ってらっしゃーい」
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ルーミ | 「お土産期待なのかー」
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??? | 「まーそう言う訳だから暫く大妖精借りるね」
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大妖精 | 「行ってきます、チルノちゃん、ルーミアちゃん、私の家の事宜しくね」
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チルノ | 「アタイに任せときな」
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| そして二人は旅路に着いた。
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| 永遠亭に向かうにはまず、博麗神社が在るべき場所だった山を越えてから行かなくては成
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| らない様である。
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| その在るべき場所には一応は古い神社が在る様である。
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??? | 「それにしても、なんでこの世界は博麗の巫女が居ないんだろうか・・・」
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大妖精 | 「その博麗の巫女と言うのはどう言った方なのですか?」
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??? | 「本来なら、紅魔館のレミリアが紅い霧を出して、その異変を巫女が止めに行くと言うのが
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| 俺の知っている世界観だよ」
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大妖精 | 「ふーん、で、その巫女さんって綺麗な方?」
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??? | 「どーだろ?実際に有った訳でも無いから・・・まー誰にでも頼りにされる幻想郷の中心的
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| 存在で魅力的なのかな?」
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大妖精 | 「そうですか・・・」
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| で、結局神社まで辿り着いた。
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??? | 「物凄く寂れているなあ・・・」
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大妖精 | 「私が知る限りでは、ここは忘れられた神社と言い、名前すら誰も知らないそうです」
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??? | 「うーん、そうか・・・ま、旅が終わったらここに住んでみようかな?」
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大妖精 | 「物凄く寂れてますよ?住むんだったら私の家で良いと思いますが・・・」
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??? | 「いや、自分の家というのが欲しいんだ・・・」
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大妖精 | 「・・・だったら私も一緒に住んでも良いですよね」
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??? | 「・・・何で?」
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大妖精 | 「・・・そい」
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| フルパワーテレポートしまくりで弾幕を???に浴びせる大妖精。
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| 焦んがり焼けました。
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??? | 「ドーゾドーゾイッショニスミマショウ」
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| 和気藹々?な二人で有った。
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