大ちゃんの紅魔郷/Stage\

真摯な紳士

???「さて出かけるとするか・・・って、まだ大ちゃん寝てるなあ・・・」
大妖精「すやすや」
    うーん、俺も男なんだからもう少し警戒しても良いんじゃないのかなあ(笑)
    と、心に思うも、そこは紳士である(え?)そう言う疚しい事は決してしないで御座る。
???「まーでかける前に体でも動かしておくか」
    オイッチニーサンシー・・・
    もう十年近くもラジオ体操なんかやって無かったが、
    もう手順なんか本当に忘れてるわ(実話)
???「まー起き抜けに体操は空きっ腹に答えるなあ〜」
    オイッチニーサンシー・・・
???「さてと一通り体も動かしたし出かける準備でもするか」
大妖精「すやすや」
???「・・・まだ寝てるなあ・・・ちょんちょん」
大妖精「すやすや」
???「起きそうに無いなあ・・・」
大妖精「う、う〜ん・・・」
???「ここはエロゲーの主人公みたいに・・・」
    悪魔の誘惑が俺に囁くw
大妖精「・・・」
???「いやいや、流石に紳士な俺はそう言う事はしてはいけない」
大妖精「・・・ばか」
???「あれ、いつの間に起きてたの、ヤダナー、ハハハッ(ドタバタ)」
大妖精「・・・(ジー)」
???「ヤ、ヤバイ・・・キケンナカンジガスル」
大妖精「???さんって、紳士なんですね」
???「え?」
大妖精「私が近くで眠っていても手を出さないんですね」
???「え、まあ、その、紳士デス、ハイ」
大妖精「ちょっぴり自信無くしちゃいます」
???「い?」
大妖精「もう、何でも無いです、早く支度しましょう」
???「は、はあ・・・」
    エロ展開期待した人が居たら済まん、あくまでこの作品は健全な作品だ。
???「ん、どこからか神の声が聞こえた気がする(あたふた)」
大妖精「べ、別に私は良かったんだけど・・・」
???「だ、大ちゃん???」
大妖精「ぽっ」
    痴話喧嘩はさて置き、二人は旅路の仕度に掛かった。
???「取り敢えず、今回は森や神社に行こうと思うんだが、大ちゃんどうする?」
大妖精「私は貴方が行く所ならどこへでも着いて行きます、保護者ですから」
???「・・・分かった。まー神社に御参りと言う感じで良いかな」
大妖精「では行きましょう」
???「あ、ああ・・・(妙に旅に積極だなぁ)」
    そして、てゐの隠れ家を後にした。
???「で、守矢神社にはどう行けばいいのかな?」
大妖精「向日葵の広野を越えて、魔法の森を抜けて、其の先に在る山に守矢神社が在ります」
???「・・・今回、気が遠く成りそうな距離な気がする・・・(溜息)」
大妖精「本当は私のテレポートが使えれば、もう少し短縮できるのですが、紅白の悪魔の事件の時
    以来、何故か使えなく成ったんで辛い所です」
???「そう言えば大ちゃんテレポート使えたんだったよね、原因はなんなかな?」
大妖精「それが全く分からないんです、弾幕や空を飛ぶ事は全然大丈夫なのに、何故かテレポート
    だけが使えないんです」
???「まだ異変の影響でも引き摺って居るのかな?」
大妖精「うーん、分からないです???」
???「・・・そうだ、守矢神社に行く前に永琳に見て貰おうよ」
大妖精「良いのですか?私の私用で貴方の旅に差し支える様な事になる様な・・・」
???「何を言ってるんだ、大ちゃんの身にもし何かあったら俺が心配するだろ」
大妖精「は、はあ(赤面)」
???「そう言う訳だから行き先を一旦永遠亭にしよう」
大妖精「あ、有難う御座います」
???「ま、そう言う訳で・・・てゐたん、そこに居るんだろ、案内してね」
て ゐ「な、何でばれたウサ(〓ω〓;)」
    家の近くの草叢から顔を出すてゐ。
???「いや、耳が出てるよ耳がw」
て ゐ「しまったウサ、話に夢中で隠れきれて居なかったウサ(〓Д〓;)」
大妖精「い、いつから居たの、てゐちゃん・・・」
て ゐ「大ちゃんが目を覚まし掛けた所辺りからウサ(〓ω〓;)ニヤニヤ」
大妖精「いやーみられてたー(赤面)」
???「いや、そんなに焦る事でも無いでしょ」
大妖精「???さんは分かって言いません、てゐちゃんの事、誇張嘘誇大解釈で他の人に在らぬ事
    を流布して今迄被害に有った人がどれだけ居た事か・・・」
???「何!それは困る!俺の嫁はてゐたん一筋だぁぁあぁぁあぁあああぁぁぁ」
て ゐ「なんか酷い言われ様ウサ、そしていつの間に嫁扱いされているウサ(〓ω〓;)」
大妖精「どさくさにまぎれて何言ってるんですか、???さん」
???「さーてゐたん、俺と一緒に夢の世界に〜」
大妖精「そぉい!」
    バキドカガス!グゥギィ!
て ゐ「・・・・・・(〓ω〓;)」
???「ドメスティックバイオレン・・・ぐふぅ」
    昇天する???。
大妖精「はー、はー・・・」
て ゐ「・・・(〓ω〓;)」
大妖精「では、てゐちゃん行きましょうか?」
て ゐ「う、うん・・・で、どうするのこれ?」
大妖精「二人で運びましょ」
て ゐ「・・・(〓ω〓;)え?」
    こうして二人で???を永遠亭に運ぶ事になった(あれ?)
大妖精「てゐちゃん、今日は永琳さん入らっしゃいますか?」
て ゐ「居るウサ、朝から鈴仙相手に人体実験だヒャッハーしてる所ウサ(〓ω〓;)」
大妖精「相変わらずぶっ飛んでますね永琳さん」
て ゐ「まーいつもの事ウサ、鈴仙が居る御蔭で私はモルモット回避出来てるウサ(〓ω〓;)」
大妖精「・・・」
    呆れる大妖精。
    だがこれでも幻想郷一の御医者さんである。
て ゐ「着いたウサ(〓ω〓;)」
大妖精「久々に来ました」
て ゐ「さて、私はこの辺で・・・」
大妖精「てゐちゃん、逃げちゃ駄目ですよ、最後まで付き合ってください」
て ゐ「嫌ウサ(〓ω〓;)」
???「てゐたん行っちゃ嫌〜」
    スリスリスリスリ
    てゐに過敏な迄にスリスリする???。
大妖精「そぉい!いつの間に復活してるんですかこの人は!!!」
    再び倒れる???。
永 琳「・・・で、患者はこの人?」

あとがき「ゲスト・八意永琳」
ITK「月五話分書くだけで死にそう・・・あと話書くだけで三日も最初の一行目で苦闘してた」
永 琳「治療が必要ですね、ここに良い薬があります」
ITK「何が治るの?」
永 琳「主に幼児偏症候群並びに・・・」
ITK「もしかして其の薬飲むと・・・」
永 琳「要はロリコンが治ります」
ITK「だが断る、俺にそんな薬は必要・・・ふがふが」
永 琳「まー副作用として、精神がスッキリして気持ちよく小説が書けるようになります」
ITK「やーめーろー」
    以下略。

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