大ちゃんの紅魔郷/StageXII

奇跡の御加護

    守矢神社に建物へと訪ねる???と大妖精の二人。
???「誰か居ませんか?」
大妖精「八坂様〜、ケロちゃん〜、早苗さん〜」
???「ケロ・・・ちゃん?w」
大妖精「私達の仲間内ではそう呼んでます」
???「神様だよね・・・(汗)」
大妖精「私達の中ではケロちゃんです♪」
諏訪子「止めてよ、そのケロちゃんは・・・」
大妖精「あ、ケロちゃん」
    障子の向こうの部屋から守矢諏訪子登場。
諏訪子「この年になって、ケロちゃんだなんて言われたら恥ずかしいよ」
大妖精「そんな事無いですよ、皆親しみを持って言ってますから〜」
諏訪子「・・・まあ良いけど・・・で、今日は何の様だい?」
大妖精「実は、私の力を元に戻せるか相談に来ました」
諏訪子「力?」
???「長く成りそうだから俺、外に出てるね」
大妖精「終わりましたら、そっちに行きますね」
???「頑張ってね〜」
諏訪子「誰だい、あれ?」
大妖精「私の気に成る人・・・かな」
諏訪子「・・・(暫く見ない内に大ちゃん積極的な感じに成ったのかな?)」
    と言う訳で???は、神社の境内で一休み。
???「大ちゃん、力戻ると良いなあ〜、そうすれば俺も家に帰れると・・・でもなんか寂しいよ
    な・・・なんだかんだで幻想郷が好きなんだな俺・・・」
早 苗「あら?どちら様ですか?」
???「俺は(以下略)」
早 苗「ふーん、という事は、私も貴方も外から来た人間という事ですね」
???「そう言う事」
早 苗「外の世界に戻りたいですか?」
???「戻りたいと言えば戻りたいが、でも戻るともうここに戻って来れなく成るんじゃないのか
    な?」
早 苗「私は未練が無いといえば嘘になりますが、一度決意しましたので、後悔はしていません」
???「そうですか・・・うーん」
早 苗「そう言えば貴方はどこの県から来たのですか?」
???「○○県です」
早 苗「私が来た県からは高速で六時間程でしょうか?」
???「そういえば、長野には一度しか行った事無いなあ〜」
早 苗「私も他の県には修学旅行でしか行ったことが無かったです」
    何だかんだで和気藹々と話をする二人。
鈴 仙「何二人仲良く話しているんですか?(ぷんすかぷんすか)」
    そこへ焼餅を焼いた鈴仙登場。
    ちなみに萃香は、又魔物達が悪さしない様に、麓の村へと向かった。
早 苗「優曇華さん、お久しぶりです」
鈴 仙「じ〜(???を見つめる)」
???「俺何か気に触る事した・・・?」
鈴 仙「何でもありません!」
???「はあ・・・」
    そして大妖精と諏訪子は話を終えて???と早苗の所に到着。
大妖精「御待たせしました」
???「で、どうだった大ちゃん?」
大妖精「・・・」
諏訪子「そこは私から話すよ」
???「なんだろう・・・」
諏訪子「結論から言うと、力は元に戻せる、しかしそれには強力な除霊能力(封印解除)の力を持
    つ巫女の力が必要だ」
早 苗「私ですか?」
諏訪子「いや、早苗ではまだ無理だよ、そしてこの幻想郷にその力を持つものは存在しない」
???「存在しない・・・?」
諏訪子「そう言う事だ」
???「強力な力を持つ巫女・・・という事は博麗霊夢が居れば・・・」
諏訪子「大ちゃんから色々聞いたけど、博麗霊夢はこの世界には存在しない」
???「じゃあどうすれば・・・」
諏訪子「矛盾している様だけど、博麗霊夢をこの世界に呼ぶには大ちゃんの力が必要」
???「と言う事は・・・」
諏訪子「別の平行世界から博麗霊夢がこちらに来ない限りは不可能という事だ」
???「・・・と言う事は打つ手無し・・・」
諏訪子「残念だがそう言う事だ」
???「・・・まてよ、前に夢の中で霊夢と話できた事が会ったけど、それを再現できれば向こう
    に伝える事が出来るかも知れない」
諏訪子「飽くまで夢の事だからどこまで信憑性が有るかねえ〜」
???「そこは早苗さんの奇跡の力で何とか」
諏訪子「まーやれる事はやって見な」
???「早苗さんの奇跡の力を信じて!」
大妖精「ケロちゃん、布団がある部屋をお借り出来ますか?」
諏訪子「向こうの部屋に案内してやりな早苗」
早 苗「分りました、こちらへどうぞ」
鈴 仙「本当に何とか成るのかな?」
大妖精「現実にはもうどうしようも無いから、僅かな事でも賭けるしか無いですよ」
    と言う訳で俺は眠りに付く事に成った。
大妖精「ここに布団引きます、あ、他の人は出て行ってください」
諏訪子「はいはい」
    と言う訳で早苗と鈴仙は外へ放り出される。
鈴 仙「むー」
諏訪子「他に人が居たら眠れないだろ」
鈴 仙「はいはい」
    で、
大妖精「これで眠れますよね」
???「だね、俺は人が居ると本当に眠れないんだよ」
大妖精「私は良いんですかw」
???「うん、大ちゃんはもう慣れた」
    と言う訳で、大ちゃんに添い寝して貰い眠る事に成った。
???「さてと、霊夢さん出て来い〜出て来い〜」
霊 夢「・・・あんたねえ、夢の中だからって、馴れ馴れしいわよ・・・良い加減にしなさい」
???「で、単刀直入に、大ちゃんの力を元に戻して下さい(斯々然々)」
霊 夢「取り敢えず、大妖精も夢の中に連れて来なさい」
???「了解!」
    と言う訳で、大妖精も一緒に眠る様に言う。
???「そう言う事だから」
大妖精「分りました」
    二人は寄り添う様に眠りに付いた。
霊 夢「さて、始めるよ」

あとがき「ゲスト・東風谷早苗」
ITK「十二話目完了。いや〜前の話からずいぶん時間開いたもんだ」
早 苗「東京で飛行機欠航喰らって、大変だった様ですね」
ITK「うんうん、まさか自分が欠航に遭うとは夢にも思ってませんでした」
早 苗「私の奇跡の力も通用しませんか・・・」
ITK「そもそも東京居る時はまだ早苗さん登場してないですからwww」
早 苗「まあ仕方ないですね・・・」
ITK「さてさてこのまま話し続けるか、どこかで一区切りするかは、次の話し次第で行き当たり
    ばったりで行く予定www」
早 苗「なんと言う計画性の無さ・・・」

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