??? | 「えーっと、何で霊夢さんが居るんですか?」
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霊 夢 | 「何言ってんのよあんた、私がここに居るのは当然でしょ!」
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??? | 「うーん、今一把握出来ないのですが」
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霊 夢 | 「あー貴方ね、夢の世界から私の声聞いたでしょ?(六話参照)」
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??? | 「でも、さっき俺の事誰って聞いてませんでした?」
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霊 夢 | 「そりゃ、夢の中での通信じゃ貴方の本当の顔なんて分かん無かったからに決まってるでし
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| ょ!?」
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??? | 「さいですか・・・」
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大妖精 | 「でも、私の世界では霊夢さんと言う方居ませんでしたが・・・」
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霊 夢 | 「貴方が紅白の悪魔を倒した御蔭で、幻想郷の平行軸がチョコチョコし修正されて居ると言
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| う事よ。つまり貴方の世界Aと、私の世界Bの二つが本来正しい幻想郷の世界へと結合し
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| て、Cと言う世界に生まれ変わったと言う事よ」
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??? | 「紅白の悪魔を倒しただけでそうなるんですか?」
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霊 夢 | 「貴方達が一度この世界から出た事により、修正する機会が発生したと言う感じよ」
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??? | 「・・・よくワカンネw」
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大妖精 | 「でも、私には霊夢さんの事全く分らないのですが・・・」
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霊 夢 | 「貴方達は一度、外の世界に出た。故に記憶は未だAの世界の儘と言う事よ、敢えて言うな
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| ら、???と一緒に居る限り大妖精の記憶は統合しないと思うわ」
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大妖精 | 「・・・」
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| と、言う感じで、俺たちは新生幻想郷に帰って来た。
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| この世界では博麗霊夢は居た。
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| 俺達のして来た事が、どうやら本来の幻想郷へと戻す手助けに成って居た様で有る。
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霊 夢 | 「で、戻って来た所悪いんだけど、もう少しやらなければいけない事が有るのよ」
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??? | 「はあ、何でしょうか?」
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霊 夢 | 「霧雨魔理沙?分かる?」
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??? | 「・・・はい」
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大妖精 | 「誰なんですかその人?前にも聞かれましたが(六話参照)」
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霊 夢 | 「本来居る筈の幻想郷の人間よ」
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??? | 「そう言えば、何で霊夢さんと魔理沙さんだけが前に居た幻想郷では欠けて居たのでしょう
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| か?」
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霊 夢 | 「紅白の悪魔・・・その一味が幻想郷の平行軸に歪みを発生させて居るのよ」
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??? | 「あの悪魔の様な者が未だ居るんですか?」
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霊 夢 | 「あれは別の平行世界で生まれた悪魔なのよ、だから気が付いた時には平行世界と言う形で
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| 幻想郷が分離されて居たの」
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??? | 「で、どうやったら霧雨魔理沙を元の幻想郷に戻せるのですか?」
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霊 夢 | 「まーそれは紫が来てから話すわ」
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??? | 「は、はあ・・・で八雲紫さんは?」
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霊 夢 | 「今、幻想郷の彼方此方に歪が発生して居ないか調査している所。まあ明日には来る筈よ」
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??? | 「はい・・・」
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霊 夢 | 「まーそう言う事だから神社の一室は貸して上げるから今日は泊まって行きなさい」
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??? | 「了解」
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大妖精 | 「あの・・・私は?」
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霊 夢 | 「当然、大妖精にも手伝って貰うわよ、拒否権は無いわよ」
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大妖精 | 「・・・」
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霊 夢 | 「ま、そう言う訳だから明日までこの神社に待っていなさい」
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??? | 「では、お言葉に甘えます、行こうか大ちゃん?」
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大妖精 | 「はい」
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| 二人霊夢の元から離れる。
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霊 夢 | 「・・・本当に長年連れ添った夫婦みたいに成ってるわねあの二人・・・でもいつか・・・」
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| 二人の事を案じる霊夢。
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| そして二人は神社の賽銭箱の有る所に来る。
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??? | 「やっぱり空っぽだw」
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大妖精 | 「何でそんな事で笑って居るんですか?」
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??? | 「いやね、俺の知る世界の二次創作ネタでは霊夢さんは貧乏と言う設定で、いつも賽銭箱は
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| 空っぽと言うネタにされて居たんだよ」
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大妖精 | 「貧乏ネタですか・・・?」
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??? | 「まあ、こればっかりは俺の世界からそちらを見る立場じゃ無いと笑えない事かなと思う」
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大妖精 | 「ふ〜ん」
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??? | 「所で、明日までどうする大ちゃん?」
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大妖精 | 「何って、特にする事は無いかと思いますが・・・」
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??? | 「よーし、子作りでもしよう!!!!!」
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大妖精 | 「・・・ええええええええええええええええ!!!」
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??? | 「冗談だよ大ちゃん、何照れていry」
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大妖精 | 「い、行き成り何を言うんですか貴方と言う人は!!!」
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| バギ!ドガ!ガス!!!!
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| 久しぶりに大ちゃんに叩きのめされた。
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??? | 「痛いよ大ちゃん〜♪」
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大妖精 | 「もう、本当にどうしようも無いんですからこの人は・・・(ぷんぷん)」
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萃 香 | 「おや、二人とも痴話喧嘩かい?」
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??? | 「あら、萃香さん」
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大妖精 | 「守矢神社に居たのでは?」
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萃 香 | 「守矢神社?あたしは昔から博麗神社に居るけど?」
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??? | 「うーん、どうやら他の人も記憶が修正されて居る感じだな」
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大妖精 | 「そう見たいですね」
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萃 香 | 「何言ってるんだいお前達は?」
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??? | 「まーそれは置いといて、最近魔物とか出ます?」
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萃 香 | 「魔物?いや最近は聞かないけど?」
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??? | 「と言う事は、紅白の悪魔が居なかったと言う設定に成って居るのかな?」
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大妖精 | 「と言う事は、紅魔館も襲われて居なかったと言う設定でしょうか・・・」
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??? | 「うーん、俺達が前に居た所と記憶と起きた事が符合しないからこりゃ大変だな」
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大妖精 | 「ですね・・・そういえばチルノちゃん達どうしてるかな・・・」
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萃 香 | 「チルノ?あいつなら、今日は大妖精が居ないって言うんで、ルーミアと湖で遊ぶとかって
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| 朝言ってたぞ」
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大妖精 | 「うーん、早く湖に戻りたいなあ・・・」
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??? | 「まあこの件が終わったら一緒に戻ろうか?」
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大妖精 | 「そうですね」
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萃 香 | 「ま、そう言う事だからあたしゃ、酒でも飲んで裏で寝てるね」
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??? | 「・・・げほんげほん」
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大妖精 | 「どうしたんですか?」
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??? | 「俺、酒は3Nなんだ・・・」
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大妖精 | 「3N?」
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??? | 「飲まない、飲めない、飲みたくない」
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大妖精 | 「・・・大丈夫ですか?幻想郷の人は酒飲みが多いですよ・・・」
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??? | 「そうなんだよなあ・・・それにここ、炭酸飲料無いから、俺の飲みたい飲み物少ないんだ
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| よなあ・・・(溜息)」
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大妖精 | 「・・・私が何か作りましょうか?」
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??? | 「うーん、まあ、幻想郷で作れる範囲で宜しく」
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大妖精 | 「はい♪」
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??? | 「さて、未だ時間が有るからどうしようか」
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大妖精 | 「そうですねえ〜」
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| と言う感じで、二人は何しようか考えるのであった。
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