大ちゃんの紅魔郷/Stage

無意識の犯行

大妖精「???さん、どこへ行ったんですか〜?」
    博麗神社の周りを見回す大妖精。
    先程まで二人で居たのだが、いつの間にか???が居なく成ってしまった様で在る。
萃 香「どうしたんだい大ちゃん?」
大妖精「???さんがどこを探しても居ないのですが・・・」
萃 香「厠にでも行ったんじゃないのかい?」
大妖精「一応そちらの方にも見たのですが、居ませんでした」
萃 香「霊夢〜、???見なかったかい?」
霊 夢「社務所の方には居ないわよ」
萃 香「だとよ」
大妖精「もう、一体どこに行ったのよ・・・」
霊 夢「もしかして・・・」
    霊夢は思う所が有るのか、徐(おもむろ)に声を上げた。
霊 夢「紫〜、もしかして???をスキマで誘拐して無い?」
    するとどこからとも無く隙間が現れ、八雲紫の声が聞こえ出した。
八雲紫「私は今回何もして無いわよ〜♪」
    そう言うと隙間は閉じられて行った。
霊 夢「あれ・・・」
萃 香「紫が誘拐したと思ったのか?」
霊 夢「まーね、いつも神出鬼没に何でもやるからね〜」
大妖精「で、結局???さんはどこに・・・」
    心配する大妖精。しかし三人が捜索しても一行に見付からない。
    で、???はどこへ行ったかと言うと・・・
???「・・・なんで俺捕まっているんですか?」
    ロープでぐるぐる巻きにされてどこへと連れて行かれる???。
お 燐「さとり様の命令で、お前を連れて来いとの事だ」
???「連れて行くだけなら、何でこんなに雁字搦めにされてるの・・・?」
お 空「さとり様が、お前は変態だと言うから何も出来ない様に縛れと」
???「ヒ、ヒドイwww」
    と言う感じで、地霊殿に連れて来られた???で在る。
???「で、どうすんの?」
お 燐「まーさとり様の前に来れば分るんじゃ無いかな?」
???「・・・・・・」
    で、そんなこんなでさとりの前に連れて来られた???。
さとり「御苦労、お燐、お空、貴方達は下がってて良いわ」
お 燐「大丈夫ですか?この男は変態だと聞きますが」
さとり「大丈夫よ、いざと成ったら貴方達呼ぶから外で待機して居て」
燐・空「分りました」
???「・・・で、そろそろここに俺を連れて来た理由を聞かせて欲しいのだけど」
さとり「・・・ちょんちょん」
???「な、なんですか?」
さとり「噂には聞いているけど、あなた私の事知って居るわよね」
???「はあ、一通りは(小五ロリヒャッハー♪)」
さとり「おかしいわね、私は貴方の心が読めないわ」
???「ですか?それより用件を御願いしたいのですが(小五ロリヒャッハー)」
さとり「御免なさい、連れて来た理由だけど、貴方は外の世界の事を知って居るわよね」
???「はい」
さとり「こいしに外の世界の事をお話して欲しいのよ」
???「・・・なんで?」
さとり「こいしが外の世界に興味を出し始めていて、外の世界は危険だと言う事を教えて欲しいの
    よ」
???「だったら、さとりんが言えば良いのでは?」
さとり「(さとりん・・・)私の言う事を聞かないから、外の人間に直接体験して貰えば、こいし
    も懲りると思うのよ」
???「・・・それって、俺に変態の役をやれと言う事ですかw」
さとり「そう言う事」
???「あー、変態で有ると言う事は否定しませんが(否定しろw)で、やり方は俺の好きな様に
    しても良いですか?」
さとり「こいしに身体的被害を出したら××します」
???「ちょっw」
    と言う感じで、こいしの相手をする事に成った???。
???「おーい、こいしは居るかい?」
    こいしの部屋の前に来た???。
こいし「居るけど、誰?」
???「外から来た人間代表です」
こいし「ふーん・・・入って良いよ」
???「それでは失礼致します」
こいし「!」
???「どうかしたの?」
こいし「お兄ちゃん、こいしと遊んで」
???「外の事のお話は良いの?」
こいし「そんな事よりも、一緒に遊ぼうよ」
???「はあ・・・フランの時と似ている様な気がする・・・」
こいし「フランちゃん知っているの?」
???「一寸(ちょっと)前に紅魔環でお世話に成って居ました」
こいし「じゃあ、今度こいしを連れて行って」
???「無理、今は大ちゃんとやらなければ行けない事あるからね」
こいし「ふーん、私の頼みを断った人、貴方が初めてだよ」
???「なんで?」
こいし「地霊殿で私達姉妹の言う事を聞かない人って、居ないのに〜♪」
???「なんか地雷踏んだかな・・・」
こいし「ますます気に入った!」
???「え?」
    ???に後ろに周って抱きつくこいし。
こいし「私の周りはイエスマンしか居ないからツマんなかったんだ〜」
???「はあ・・・」
    と言う感じで、こいしの愚痴が無意識の内に延々と語り始められた。
さとり「終わった?」
こいし「うん」
    いつの間にか部屋に入って居たさとり。
    かれこれ10時間位経っただろうか・・・
???「・・・俺何しに来たんだ・・・」
さとり「結果的にありがとう、???さん」
???「・・・こうなりゃせめて何か報酬をくれ〜!!!」
さとり「何かご希望ですか?」
???「(頭の中で邪な事考え中)」
こいし「多分、???はお姉ちゃんに興味が有るんだと思うよ」
さとり「そんな訳無いでしょ、私と彼とでは・・・え?」
???「ヒャッハーもう我慢出来ね〜♪」
さとり「きゃー!」
    数十分経過。
    心行くまで堪能した???であった(何があったかは割愛)
さとり「・・・責任取って貰いますよ・・・」
???「済みません済みません、暴走していてやっては行けない事をやってしまいました、済みま
    せん済みません」
さとり「こいし、地霊殿は暫く任せるわ」
こいし「はーい」
さとり「私は暫く貴方に着いて行くわ」
???「どうしてこう成った・・・ありのままry」
    成り行きとは言え、古明地さとりが???に着いて行く事に成った。
???「はあ〜・・・ま、取り敢えず地上に戻ります」
さとり「暫くお留守番御願いね」
お 空「はーい」
お 燐「は〜い、さとり様に何か有ったら許さないよ」
キスメ「はいはい」
水 橋「はい(妬ましい・・・)」
勇 儀「行ってらっしゃい」
ヤマメ「スパイダーマッ!(関係ねえwww)」
    と言う感じで地上に戻れる事になった・・・。
???「俺、ここに連れて来られる意味有ったのか・・・」
さとり「少なくとも私には有りました」
???「・・・大ちゃんに焼餅焼かれるな・・・」
さとり「私は一夫多妻でも構いませんよ」
???「・・・・・・嬉しいけどねえ〜、でもどうなるんだ俺・・・」

あとがき「ゲスト・古明地さとり」
ITK「???は、ロリコンです、間違いない(某芸人風)」
さとり「毒牙に染められた古明地さとりです」
ITK「健全な小説書いて居た積もりが、どうしてこう成った・・・」
さとり「責任を持って第二部完結まで持って行って下さい」
ITK「失踪したいで御座る(震え声)」
さとり「で、ないと私が困ります」
ITK「え?」
さとり「ぽっ(照れ)」

inserted by FC2 system