大ちゃんの紅魔郷/StageXVI

さとり無双

    ???と古明地さとりは地上へと戻った。
    ???は勿論空を飛べないので、さとりに担いで貰った訳で有るが・・・
???「よく俺を担いで飛べますよね?」
さとり「浮くと言う概念は重力に反すると言う行為なので、重さは重要な事では有りません」
???「重さって・・・まー重い事は否定しないけどw」
さとり「少しは御痩せに成ったらどうですか?」
???「努力はしている積もりですが、如何せん効果は無いです」
さとり「貴方の心が読めないからどう言った方法を採られているのか読み取れませんが、時間が有
    る時に地霊殿に来てダイエットしませんか?」
???「厭々、ダイエットはメンドイですから遠慮して置きます」
さとり「・・・即答せずに少しは私の気持ちも読んで下さい」
???「え・・・あ〜そう言う事ですか・・・でも俺には大ちゃんが居ますから」
さとり「先程も申しましたが、私は二号でも構いませんよ」
???「・・・(何でこの人こんなに大胆ナンデスカ!!!)」
さとり「あんな事されましたけど(十五話目参照)心が読めない人は、妹以外で貴方が初めてなの
    です。心が読めない相手なら私が余計に心を見る必要が無くなりますので安心して付き合
    う事が出来るかと思います」
???「・・・でもぉ〜」
さとり「私はもう決めましたので、お断りしても憑いて行きます(誤字では無い)」
???「・・・大ちゃん助けて〜www」
さとり「さてと、お話もここ迄にして、博麗神社に行く前に寄りたい所が有るのですが御付き合い
    出来ますか?」
???「もう好きにして下さいwww」
さとり「あそこの家です」
    森の中に一つの家がひっそりと存在していた。
???「もしかしてここって、アリスの家ですか?」
さとり「ご存知でしたか、アリスさんに依頼の物を御願いしていたので来ました。」
???「依頼の物?人形とかですか?」
さとり「いえ、アリスさんは裁縫能力にとても長けた方ですので、私に合う服を御願い致して下り
    ました」
???「まー普段荷はなんと言うかね・・・」
さとり「言わんとしている事は分ります、故にお頼みしていたのです」
???「はあ・・・でも今日じゃないと駄目なんですか?」
さとり「本当に鈍い方ですね、貴方の横に居ても恥ずかしく無い服を着て居たいのです」
???「Oh・・・(こんな積極的なキャラだったけ・・・)」
さとり「と言う訳で、アリスさん御在宅ですか?」
    トントン
アリス「開いてるから入って来て」
さとり「ではお邪魔致します、あ、???さんは暫く外でお待ち頂けますか?」
???「はあ・・・」
    と言う訳で悟りはアリスの家に入って行った。
???「どうしてこうなった・・・大ちゃん・・・会いたいよぉ〜・・・って、俺はこんなに持て
    るキャラだったのかよと・・・夢なら覚めないで(え?)」
    と、ぶつくさとアリスの家の前待つ???で有る。
???「しかし・・・」
    かれこれ三十分が経過。
???「やけに遅いな・・・まあ女の子は御洒落に時間が掛かると言うしなあ・・・」
    そして一時間が経過。
さとり「お待たせ致しました・・・あのう・・・似合ってますか?」
    そこには普段の園児服に似た格好とは全く異なる、まあなんと言うか、アリスが普段着て
    居る服をピンク調にした感じの服で現れた。
    さらにゴスロリっぽい感じでは有る・・・(普段荷ェ・・・)
アリス「この人がさとりさんの想い人ですか?うーん、どう見ても私にはどう見ても受け入り難い
    感じですが・・・」
    ポカスカポカスカ
アリス「イタイタイ」
さとり「私が想う人を否定しないで下さい(ポカスカ)」
???「・・・・・・」
    で、
???「その服着るだけで、なんで一時間も掛かるの?」
アリス「服が出来て居ると言っても、細かな部分の微調整はやっぱり着させて見ないと分らない物
    なのよ」
???「はあ・・・(なんか今日はやけに疲れるな俺)」
アリス「あの・・・似合いますか?」
???「え、ああ、まあ、似合うと思います」
アリス「そこはもっと褒める様に言わないといけない所よ、本当に男の人は鈍感なんだから」
???「そう言われましても・・・」
さとり「まあまあアリスさん、こう言う所が私は気に入っているのですから」
アリス「(さとりさんの趣味、理解できないわ・・・w)」
    とまー、さとりの用は終了して、博麗神社へと向かう事に成るのだが・・・
アリス「取り敢えず、私も博麗神社に用が有るから、一緒に行くわね」
さとり「では、御一緒致しましょう」
    と言う感じでアリスも行く事に成るのだが・・・
    左腕をさとりが、右腕をアリスに掴まれる???。
???「どういう事?」
さとり「流石に一人で運ぶのは疲れましたので」
アリス「さとりさんに協力するだけだからね、勘違いしないでよね(ツンデレ)」
???「・・・なんかフラグでも建った?」
さとり「では、行きましょうかアリスさん」
アリス「はいはい」
    二人に連行されて行く???で遭った・・・。
    三人は博麗神社に向かう。
    その一方で、博麗神社にて・・・
    ???を彼方此方探し回る大妖精達。
大妖精「???さんどこへ行ったんですか???」
    半泣き状態の大妖精。
萃 香「神隠しにでも逢ったんじゃないかい?」
大妖精「・・・まさか元の世界に引き戻されたのでは・・・平行世界移動で一度あの人の世界にで
    も・・・」
萃 香「それは止めといた方が良いと思うよ、元の世界に仮に戻って居たとしても、大ちゃんの行
    った所に常に居るとは限ら無いからね」
大妖精「じゃあどうすれば・・・あの人は幻想郷では普通の人間なんですよ・・・もし何かあった
    らどうするんですか?」
萃 香「私に言われてもねえ・・・」
大妖精「はあ・・・???さん・・・」
    そして・・・
さとり「・・・アリスさん、???さんは渡しませんよ」
アリス「だから、私はそんな気は全くないんだからね」
???「ああ。当たってる当たってる」
さとり「当ててるのよ」
アリス「・・・」
???「さとりさん・・・痴女モードに突入してませんか・・・」
さとり「精一杯の努力の結晶です」
???「・・・」
    こちらはこちらで大変平和な今日この頃で在る。

あとがき「ゲスト・アリス」
ITK「大ちゃんとのラブラブ話を考えて居たのに、どうしてこう成った・・・」
アリス「全て作者の責任です」
ITK「面目無い、命だけは命だけは〜」
アリス「要りません!」
ITK「ショボーン(´・ω・`)・・・」
アリス「とにかく、私は次話で早々に退場させてください」
ITK「ム〜り〜、私設定ではアリスと霊夢はラブラブと言う設定が〜♪」
アリス「・・・続けなさい」
ITK「了解www」

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