大ちゃんの紅魔郷/StageXIX

紅魔館帰郷後編

レミリ「まさか小悪魔が着いて来て居たなんて、完全にうっかりして居たわ」
小悪魔「まさか御嬢様があんな大胆な行動に出るなんて、思わず体が火照ってしまったわ」
    !!
    医務室の部屋からの一つ目の曲がり角にて二人ばったり遭遇。
レミリ「ちょっと、小悪魔なんで貴方がここに居るのよ!?」
小悪魔「御嬢様こそなんで同じ方向に逃げ込んで居るんですか!?」
    早速喧嘩を始める二人。
レミリ「あー、あー、そんな事よりも、なんで貴方まであの男に手を出そうとしてるのよ!?」
小悪魔「全て御嬢様があんな事するから、サキュバスの血が目覚めてしまったんですよ」
レミリ「わ、私の所為にしないでくれるかしら」
小悪魔「もう、どうしてくれるんですか〜(火照った声)」
レミリ「・・・って、私達二人がここに居るという事は、今医務室には誰が居るの?」
小悪魔「パチュリー様に注意されて出て来たので、パチュリー様と???さんが一緒に・・・」
レミリ「ま、まさか、今度はパチュが・・・」
小悪魔「も、戻りましょう、御嬢様!」
レミリ「行くわよ小悪魔!」
小悪魔「はい!」
    二人は急いで医務室へと戻る。
    急には入らずに、恐る恐る部屋の中を覗く。
    そして医務室の中ではと言うと・・・
???「あ、あのパチュリーさん?」
パチュ「もう、貴方の話を聞けるという事で、何だか体が熱くなって来たわ」
???「えーアナタモデスカ」
パチュ「勘違いしないでよね、部屋の中が暑いだけだから上着を脱ぐだけよ」
???「アノ、上着と言われましても、ソノフクハ・・・」
パチュ「ふぅ・・・」
    脱ぎ脱ぎ
レミリ「パ、パチュまであの男を狙って居たのね」
小悪魔「と、止めましょう御嬢様!」
    二人は止めに入る為に医務室の中へ入る。
レミリ「一寸何やってるのパチュ!!」
小悪魔「私の事止めて置いて自分がやるんなんてずるいです」
パチュ「・・・どうやら邪魔が入ったようね」
    パチュリーの魔法壁が発動。
    二人はパチュリーと???に近付けなく成った。
レミリ「パ、パチュ!」
パチュ「邪魔しないでね、私と彼の憩いの時間を」
レミリ「パチュリー!!!」
    怒りのグングニルが魔法壁に直撃!
    魔法壁はビクともしない。
小悪魔「なんて強固な魔法壁・・・」
パチュ「ま、そう言う事だから二人で楽しみましょー(棒)」
???「一体俺はどういうフラグを建ててしまったんだぁあぁぁぁ!!!」
パチュ「さー色々しましょう」
    脱ぎ脱ぎ♪
フラン「さっきから五月蝿いんだけど何やってるの皆・・・」
レミリ「あ、フラン良い所に来た、この魔法壁を破壊して」
フラン「これを壊せば良いの?」 
    バシュン!
    一瞬にして魔法壁が消滅。
パチュ「あわわわわわ」
レミリ「フラン、ちょっとパチュとお話してくるから、???の事宜しくね」
フラン「う、うん・・・」
???「助かった・・・のか?」
レミリ「さーパチュ、ちょっと御仕置き部屋迄来て貰おうか・・・」
小悪魔「覚悟して下さい、パチュリー様〜!」
パチュ「あ〜れ〜」
    パチュリーは二人に拉致られて行った。
フラン「・・・何か遭ったの皆?」
???「三人に代わる代わる襲われてた・・・(苦笑+冷汗)」
フラン「大変だったね、お兄ちゃん」
???「全く俺のどこにもてる要素が有ると言うんだブツブツ」
フラン「・・・言ってて悲しくない?」
???「うん(´;ω;`)ブワァ!!」
フラン「で、何でここに居るのお兄ちゃんは?」
???「斯々然々」
フラン「ふーん、大変だったんだ〜、なら私が退治に行けば良かったかな?」
???「かもね(笑)」
フラン「で、話の流れから言って私もここでフラグを建てる行為をしなければいけないかな?」
???「モウヤメテクダサイ、ツカレマシタ(土下座)」
フラン「ふふふ冗談よ、まー傷が治ったら一緒に遊びましょう〜」
???「そだね」
フラン「さてと、お姉さまたちが戻って来ても大丈夫な様に、私が護衛して上げる」
???「御願いします(あれ、なんかデジャヴな気がして来た)」
フラン「うふふ」
    という感じで難を逃れた???で在った。
    そして調査討伐に向かった咲夜・妹紅・幽香・大妖精はと言うと・・・
咲 夜「・・・何とか倒せたわね」
    四人の協力プレイにより謎の敵を撃破。
    ザー、ザー
雑 音「まさかこんな奴らに・・・」
幽 香「消えなさい」
    幽香の翳した傘からマスタースパーク炸裂!
雑 音「奴の息を止めなければ・・・ザザザ・・・この世は・・・ザザザ」
    プスン
    名も分からない雑音は消滅。
妹 紅「やっちまったな」
大妖精「・・・???さんを狙った理由って・・・」
咲 夜「色々聞いて居たけど、???が居なく成った途端に幻想郷の書き換えが発生したと聞いた
    から、今の発言から推論すると・・・」
大妖精「???さんを抹消しないと、紅白の悪魔が幻想郷に歪を作る事が出来ない・・・でしょう
    か?」
咲 夜「明確な目的は分からないけど、???を抹消しようと言う事が目的の為の目的ね」
大妖精「・・・」
咲 夜「とにかく、一旦紅魔館に戻りましょう、具体的な事は博麗神社+八雲紫と協議して決めま
    しょう」
大妖精「そうですね・・・ここで考えていても仕方ないですから、博麗神社に戻ります・・・あ、
    ???さんの傷が癒えてからですけど」
咲 夜「そう言う事」
    咲夜は、幽香と妹紅に報酬を渡し今回は帰って貰った。
    そして咲夜と大妖精は紅魔館に戻る。
大妖精「???さん、戻りました〜・・・!?」
    そこにはフランと???が一緒のベッドに眠っている姿が在った。
大妖精「何だかとっても疲れた顔している(苦笑)」
    ???は先程迄大変お疲れで在った。
大妖精「起こしちゃ悪いから、私も一休みさせて貰おっと♪」
    ベッドの横に有る椅子で眠り出す大妖精。
咲 夜「邪魔しちゃ悪いから起きた時に協議しましょ」
    空気を呼んで咲夜は医務室から去って行く。
    そそくさそそくさ。
咲 夜「で、何をやって居るんですか御嬢様?」
レミリ「・・・何でも無い」
小悪魔「あはははははは」
パチュ「むきゅ」
咲 夜「・・・・・・」

あとがき「ゲスト・パチュリー」
ITK「・・・反省してます」
パチュ「健全な御話では無かったのですか?」
ITK「前回から壊れました、私の脳が(笑)」
パチュ「・・・これは特別にお仕置きが必要ね」
ITK「謹んでお断りいたします」
パチュ「・・・無理です、そい!」
ITK「ギャー」
    焦んがり焼けたITKで在った。

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