| 目が覚める。
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??? | 「うん〜ん、よく寝た・・・あれ?」
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| 気が付くと大妖精がベッドの近くの椅子の上で眠っていた。
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??? | 「そっか、もう終わったのかな?」
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咲 夜 | 「あら、お目覚めですか?」
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??? | 「あ、お早う御座います咲夜さん、で、どうでした?」
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咲 夜 | 「何とか消滅させたわ」
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??? | 「ですか・・・で、どうしましょうか?」
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咲 夜 | 「博麗神社で協議するのでは無かったのですか?」
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??? | 「あーそうだったな・・・じゃ、行きますか・・・」
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咲 夜 | 「と、フラン様が起きてしまいますので、もう少し我慢して下さい」
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??? | 「あ、そうですね・・・」
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フラン | 「すやすや」
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咲 夜 | 「それにしても貴方、見た目は・・・まあ何だけど、他の人に好かれる程度の能力が有るみ
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| たいね・・・」
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??? | 「俺の住んで居た世界では有り得ない現象です」
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咲 夜 | 「まさか、御嬢様とパチュリー様と小悪魔まで、貴方の毒牙に落ちて居ようとは・・・」
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??? | 「襲われましたが、私からは何もしていません、ハイ」
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咲 夜 | 「でしょうね、御嬢様達の前では逆らうに逆らえ無いでしょうから」
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??? | 「どうしてこう成ったんでしょうか・・・」
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咲 夜 | 「この世界に来て貴方の能力が開花したのでは無いでしょうか?」
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??? | 「嬉しいやら悲しいやら・・・」
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咲 夜 | 「安心して下さい、私にはその気は有りませんので」
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??? | 「・・・なんか俺凄い鬼畜じゃないですか〜www」
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咲 夜 | 「まーそう言う訳だから大妖精を大切にね」
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??? | 「う・・・」
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| やられたなと言う感じだった。
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| そして咲夜は部屋の簡単の片づけを終えて部屋から去って行く。
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??? | 「さてと、眠りに眠ったからもう体が元気溌剌(はつらつ)ダゼ!」
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| しかし足を動かすわけにも行かない。
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| うーんどうしたの物か・・・
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大妖精 | 「・・・うーん」
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| 大妖精の目が覚めた様である。
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大妖精 | 「あ、お早う御座います、???さん」
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??? | 「おはよ、昨日は大変だったね」
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大妖精 | 「皆様の協力の御蔭で何とか成りました、あ、傷はもう良いですか?」
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??? | 「うん、もう回復した」
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大妖精 | 「良かった・・・」
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??? | 「で、大ちゃんこれからどうする?」
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大妖精 | 「取り敢えず博麗神社に戻れば良いのでは無いでしょうか?」
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??? | 「そうだね、戻ろっか・・・」
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| しかし足の上で眠っているフランをどうしましょうか・・・
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大妖精 | 「起きる迄待ちますか・・・それ迄、私はチルノちゃんやルーミアちゃんと御話して来ます
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| ね」
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??? | 「うん、積もる話も有ると思うから言ってらっしゃい」
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| ・・・
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??? | 「もう起きても良いよフラン」
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フラン | 「ばれてた」
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| 狸寝入りしていたのは???には御見通しだった様で在る。
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??? | 「ま、時間が出来たから遊ぼっか?」
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フラン | 「うん、美鈴が香霖堂から買って来たファミコンでもしようよ」
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??? | 「ファミコンと来ましたか・・・かなり古い機種だなw」
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フラン | 「ん?お兄ちゃんの世界ではもっと良い物があるの?」
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??? | 「そのゲームが出てから三十年位経ってるからなあ〜」
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フラン | 「ふーん」
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??? | 「でも昔のゲームは結構面白い物が有るから、未だ未だ楽しめると思うよ。で、ゲームソフ
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| トは何が有るの?」
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フラン | 「ツ○ンビー」
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??? | 「なん・・・だと」
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| 昔良くやったシューティングゲームをここで出くわす事に成ろうとは・・・
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| と言う訳で、気を聞かせてくれたのか、咲夜さんが既にゲーム機を配置済みにしてくれて
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| いた。
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| 二時間ほど楽しんだ。
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??? | 「いや〜難しい難しいw昔はもっと旨くやれたんだけどなあ〜」
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フラン | 「お兄ちゃん下手すぎ〜♪」
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??? | 「なんだとーよーし、俺の力を見せてやる!!!」
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| そして禁じられし技を解き放つ!
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??? | 「ゲーム拳必殺五十連打(ファ○コン■ッキー参照)」
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| アタタタタタタアタタタタタタタタタ!!!!!
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| うん、連打し過ぎて、ボタンが連打扱いに成ってないやwww
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フラン | 「・・・」
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| まーそう言う感じで楽しんだ訳で、
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フラン | 「じゃ、また遊びに来てね、待ってるから」
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??? | 「お、おう」
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| フランは部屋から去って行く。
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??? | 「・・・大ちゃん終わったよ」
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大妖精 | 「気づいて居ましたか・・・」
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??? | 「うん、エスパーな俺に隙は無かった」
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大妖精 | 「?!?」
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??? | 「ごめん、言って見ただけ」
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| 平謝りする???。
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大妖精 | 「そこ迄色々と読めるなら、私の気持ち・・・分かりますよね・・・」
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??? | 「うん、御腹が空いたんでしょ?w」
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大妖精 | 「・・・」
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??? | 「御免、冗談冗談www」
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大妖精 | 「もう、???さんなんて知らない」
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??? | 「おー大ちゃんを怒らせてしまった〜」
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大妖精 | 「ぷんぷん」
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??? | 「・・・しょうが無いな〜」
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| 大ちゃんの背中から抱き付く???。
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??? | 「いつも有難うね大ちゃん・・・」
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大妖精 | 「・・・???さん・・・」
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| 見詰め合う二人、そして・・・
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??? | 「大ちゃん・・・」
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大妖精 | 「???さん・・・」
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| お互い目を閉じ、そして・・・
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面 々 | 「一寸待ったコールだ!!!(紅鯨○風)」
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| もうちょいと言う所で、レミリア・パチュリー・小悪魔・咲夜・フランに乱入されて、お
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| じゃんと成るw
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咲 夜 | 「必死に止めたんですけど、御嬢様達全員は止め切れませんでした」
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| 唯一咲夜さんだけは頑張ってくれていたみたいで有る。
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レミリ | 「qwせdrftgyふじこlp;」
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小悪魔 | 「qwせdrftgyふjp;@:」
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パチュ | 「qwせdrftgyふじこlp;@:」
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| 言ってる事は大体予想出来るが、皆様フジコってましたwww
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| そして数刻後、俺と大ちゃんは博麗神社に戻るに至った。
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