| ナ ズ | 「さあ、ここで待って居ると良い」
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| ？？？ | 「お、おう・・・」
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| | と言う感じで客間に座り込む？？？。
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| ？？？ | 「それにしてもどうしてこう成ったんだか・・・」
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| | 自分の不幸体質に嘆くしか無いのか・・・
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| ナ ズ | 「じぃ〜（凝視）」
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| ？？？ | 「ドウカシマシタカ、ナズーリンサン」
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| ナ ズ | 「・・・まあ、なんだ特に何も無いが寛いでくれ給え」
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| ？？？ | 「ハイハイ」
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| ナ ズ | 「うん、何か不満な顔をして居るがどうしたんだい？」
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| ？？？ | 「そりゃあ〜強制的にぬえに連れて来られて、ひじりんに済し崩しに寺まで一緒に来る様に
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| | 言われて、自分の意思とは無関係に話が進んで居る事に不満が無い方が不思議だと思うよ」
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| ナ ズ | 「とか言いつつ、周りは美女だらけだから不満が出るのは贅沢という物で有ろう」
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| ？？？ | 「自分で美少女だらけと言いますか（呆れ顔）」
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| ナ ズ | 「べ、別に私の事を言った訳では無い、聖に一輪に村紗達の事を行った迄だ、私は空く迄オ
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| | マケだ」
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| ？？？ | 「又々ご謙遜を（笑）俺的には一番ナズが可愛いと思うけどね」
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| ナ ズ | 「な、な、な、君は何を言い出すんだ！！！」
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| ？？？ | 「いや、本当の事を言った迄だよ（下心無し）」
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| ナ ズ | 「なななななな！！！・・・」
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| ？？？ | 「慌てて居るナズーリンも可愛いねｗ」
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| ナ ズ | 「・・・本気にするぞ」
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| ？？？ | 「ふぁっ！？」
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| | 突如ナズーリンは？？？を押し倒す。
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| | そして馬乗りの体勢に成る。
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| ？？？ | 「アノ、ナズーリンサン？」
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| ナ ズ | 「君を初めて見た時から何か体が熱く感じて居たのだが、もう我慢出来ない」
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| ？？？ | 「ちょ！（ヤバイ、童貞喪失の危機！！！）」
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| ナ ズ | 「さー私と一緒に寛ごうでは無いか」
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| ？？？ | 「ひえぇぇ〜」
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| ナ ズ | 「では・・・」
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| | と、ナズーリンが行動を起こそうとした所、背後より聖が登場。
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| 聖白蓮 | 「ナズーリン、お客様に何をして居るのかしら？（オーラ発動）」
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| ナ ズ | 「いや、これはだな、一寸したスキンシップと言うか何だな」
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| 聖白蓮 | 「・・・ナズーリンちゃん、一寸宜しいかしら」
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| ナ ズ | 「まーそう言う訳で？？？よ、また会う機会が有ったら宜しく御願いする」
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| ？？？ | 「は、はあ・・・（た、助かった・・・）」
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| 聖白蓮 | 「ではでは〜」
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| | 二人は客間から去って行く。
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| ？？？ | 「もう何かこう言う展開は慣れて来た様な気がしたけど、全然そんな事は無かったぜ（某打
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| | ち切りアニメ風）」
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| | と言う感じで謐いて（ぼやいて）居た？？？。
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| | そして数刻の時間が過ぎました。
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| | 数刻の間結局暇だったので、寝転びながら机に置いて有った『文々。新聞』を読みながら
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| | 暇潰し。
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| ？？？ | 「さてさて大ちゃん心配して居るだろうなあ・・・取り合えず聖さんに又会ったら帰らせて
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| | 貰うか・・・」
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| 一 輪 | 「お待たせ致しました、お食事の準備が出来ましたので、？？？さんは食間までお越し下さ
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| | い」
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| ？？？ | 「食事ですか・・・（こりゃ帰れそうに無いな・・・）」
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| | 流される儘に？？？は命蓮寺の食卓へと足を運ぶ。
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| 聖白蓮 | 「？？？さんも御越しに成った事ですしお食事を取ると致しましょうか」
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| ？？？ | 「食事迄御用意して頂いて恐縮です」
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| 村 紗 | 「まー気楽にして行ってくれ」
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| 一 輪 | 「楽しく食事を致しましょう」
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| 寅 丸 | 「外の御話を聞かせて頂きましょう」
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| ナ ズ | 「そう急く（せく）では無いご主人よ」
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| ぬ え | 「早く食べようよ〜」
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| 響 子 | 「まあまあぬえさん」
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| | 何と言うか家族という感じで有る。
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| ？？？ | 「・・・家族って言う感じで食事するの何年振りだろう・・・」
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| | 何だか涙が出て来た。
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| 聖白蓮 | 「あらあらどう成されました？？？さん」
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| | 三十路の男説明中。
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| | まーなんだかんだで食事で外の世界の事を御話。皆様満足行った様で有る。
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| ？？？ | 「さて、そろそろ御暇したいのですが・・・」
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| 聖白蓮 | 「折角ですから御泊りして行って下されば良いのでは？もう外は暗いですよ、それに夜出歩
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| | く事は危険ですし」
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| ？？？ | 「でも、家には大ちゃんが待って居てくれますし・・・」
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| 聖白蓮 | 「そんな事言わずに〜」
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| ナ ズ | 「聖白蓮は何故にか？？？に執着が有る様だな」
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| 聖白蓮 | 「それはそのう・・・私が未だ若かりし頃に住んで居た寺の近くに住む、然るお方にこの人
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| | が似て居まして・・・（ぽっ）」
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| ナ ズ | 「・・・？？？よ、この儘帰るのは無理と言う物だから泊って行くと良い」
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| ？？？ | 「でも・・・」
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| 一 輪 | 「姉さんの頼みは無下にせずに聞き入れてはくれないだろうか？」
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| 村 紗 | 「そーだそーだ〜」
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| ？？？ | 「・・・はあ・・・」
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| | 済し崩しに命蓮寺に泊る事に成った。
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| | そして宵闇の刻、寝室にて・・・
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| ？？？ | 「今の所、ナズーリンだけが俺に好意（行為）を示して来たけど、下手に長居すると他の人
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| | 達がどう言った行動に出るやら・・・まあ、女性に襲われると言うのも、男性的には嬉し
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| | い展開では有るんだけど、下手な事やると大ちゃん怒るからなあ〜ｗｗｗ」
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| | 他の男性諸君にこの事を言ったら多分、ボッコボコにフルボッコの滅多滅多にされるだろ
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| | う・・・。
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| ？？？ | 「まあもう何考えてもどうしようも無いから、早く寝て明日の朝にでも帰らせて貰おう」
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| | と言う訳で、就寝に付いた訳で有るが・・・
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| | 世の中そんなに平穏に動く程甘く無い訳で有る。
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| 聖白蓮 | 「？？？さん宜しいですか？」
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| | 障子の向こうから聖が尋ねて来た。
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| 聖白蓮 | 「寝る前に少し御話をしたいと思いまして来ましたが入っても宜しいですか？」
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| ？？？ | 「え、あああ、はい・・・」
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| | 聖、部屋に入室中。
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| 聖白蓮 | 「？？？さん、寝た儘で結構です」
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| | そう言うと聖は？？？の布団の横に一緒に寝始めた。
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| ？？？ | 「え、ちょ、ヒジリサン」
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| 聖白蓮 | 「私はナズーリン見たいに襲ったりしませんので御安心下さい」
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| ？？？ | 「いやいや襲う事の事を前提に言われましてもｗ」
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| 聖白蓮 | 「？？？さんにお会いした時に、とても懐かしい感じがしました」
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| ？？？ | 「はい？」
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| 聖白蓮 | 「ですからこの儘で居させて下さい」
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| ？？？ | 「で、でもう・・・」
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| 聖白蓮 | 「それに私がここに居ないと、他の人達に捕食され兼ねませんよ」
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| ？？？ | 「然も有り得ますな」
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| 聖白蓮 | 「ではお休みなさいませ・・・」
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| ？？？ | 「お、お休みなさい（ね、寝れるかこの状況で！！！）」
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| | そして夜は更けて行く。
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