| スターが霊夢を呼びに行っている中、サニー・ルナ・ルーミアと***(チルノ)の攻防
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| が激しく繰り広げられる。
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| しかし一人、又一人と倒れて行き残るはサニーのみと成る。
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サニー | 「もう駄目だ・・・私達だけじゃ敵わない・・・」
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*** | 「いい加減に諦めろ・・・」
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| 衝撃波とチルノの冷気の合成攻撃によりサニーの両腕に冷気が張り付く。
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サニー | 「ど、どうしよう・・・」
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| サニーが観念した所・・・
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| 援軍が到着。
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霊 夢 | 「助けに来たわよ、サニー」
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魔理沙 | 「異変と聞いて飛んできたぜ!!」
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スター | 「サニー、ルナ、大丈夫?」
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サニー | 「お、遅いよ・・・」
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霊 夢 | 「スター、サニーとルナとルーミアを退避させて、チルノは任せて」
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魔理沙 | 「しかし、取り付いているみたいだからどうしようか・・・」
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霊 夢 | 「私の呪縛封印で縛るから、その時に本体が出現するはずだから、それはぶっ飛ばしなさい」
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魔理沙 | 「OK!まかさてせてくれなのだぜ」
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| 二人の援軍はチルノに取り付く者を退治へと向かった。
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| 一方大妖精の家にて・・・
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大妖精 | 「・・・どう言う事・・・」
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| 大妖精の目の前には、チルノから貰った永久氷晶の置物が有るのだが、それが見る見るう
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| ちに溶け出して行く。
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??? | 「どうしたんだい大ちゃん?って、置物が融けてるね」
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大妖精 | 「若しかしてチルノちゃんに何か有ったのかも知れない・・・」
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??? | 「そっか・・・なら大ちゃん直ぐにチルノの所へ行った方が良いよ」
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大妖精 | 「・・・うん、そうする」
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??? | 「俺は行っても足手纏いに成るだけだから、大ちゃん頑張ってね」
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大妖精 | 「はい、確かめて来ます」
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| 大妖精はチルノの異変に気付きチルノの元へ急いで向かった。
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??? | 「それにしても何が遭ったんだろうな・・・でも俺が行っても何か解決するわけじゃないし
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| な・・・」
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| ???は何も出来ない為、モヤモヤとした気持ちで畳の上で左右に体を動かす事しか出来
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| ない。
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??? | 「ま、考えてても仕方ないから大ちゃんが帰って来る迄、家の仕事でもしているか・・・」
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| と言う訳で畑仕事へと向かう。
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??? | 「よいせ、よいせ」
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| 鍬で畑を耕す今日この頃。
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幽 香 | 「せいが出ますね」
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??? | 「えー、そうですね・・・って、ゆうかりん!!!(がくぶる)」
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幽 香 | 「あら、私の事ご存知なの?」
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??? | 「えーえーそれはもう・・・(震え声)」
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幽 香 | 「だからと言ってそんなに怖がらなくても良いんだけど(微笑み)」
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??? | 「え、あーソウデスネ」
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幽 香 | 「ふふふ」
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??? | 「で、風見幽香さんが如何様でここに?」
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幽 香 | 「貴方が外の世界の人間と言う事はと有る新聞で知ったので、外の世界の植物の事でも聞き
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| たくて尋ねて来た訳よ」
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??? | 「お、おぅ・・・」
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幽 香 | 「聞かせてくれるかな?」
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??? | 「・・・まあ、そこまで詳しくは無いですが知っている事なら」
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幽 香 | 「ありがと(満面の笑み)」
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| という訳でゆうかりんと話をする事になった。
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幽 香 | 「でもそのゆうかりんと言う愛称は何なの?」
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??? | 「ああ、それは外の世界で幽香さんの事を親しみで込めた意味で言われる物で・・・」
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幽 香 | 「ふふふ、まあ良いわ」
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| そんな感じで夕方まで話し込んでしまった。
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幽 香 | 「あら、こんなに暗くなる迄話し込んでしまったわ」
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??? | 「はあそうですね(大ちゃん帰って来ないな・・・)」
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| と言う訳でゆうかりんと分かれる。
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??? | 「・・・心配だ・・・」
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| ごそごそ
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??? | 「一応大ちゃんがいつ返ってきても良い様に食事の準備はして置くか・・・」
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| ごそごそ
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| しかしその夜、大ちゃんは帰っては来なかった・・・
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| 更に博麗神社にも霊夢と魔理沙は戻らなかった・・・
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| あの最強の面子が向かったにも関わらず一体何が有ったのであろうか・・・
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??? | 「・・・で、そこで一体何やってんだ?」
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フラン | 「ばれちゃった?」
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??? | 「そんなに目立つ羽して分からないでか・・・って、紅魔館から抜け出してきたの?」
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フラン | 「前に外に連れて行ってくれるって言って、全然守る気が無いから、こちらから来ちゃった
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| んだよ」
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??? | 「あーそう言えばそんな約束をしていた気がした様な気が・・・」
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フラン | 「と言う訳で遊びましょ」
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??? | 「お、おぅ・・・ん?渡りに船かな?」
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フラン | 「どうしたの?」
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??? | 「フラン、今からチルノの家に向かう事出来る?」
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フラン | 「うん、前に美鈴に場所教えて貰ったから分かるけど」
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??? | 「昼から大ちゃんが戻らないんだ・・・何か有ったのかもしれないから手を貸してくれない
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| か?」
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フラン | 「フランが行かなきゃ駄目?」
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??? | 「多分フランじゃないと、解決出来ないかもしれない」
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フラン | 「うん分かった」
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??? | 「有難う、と言う訳だから、美鈴さんも手を貸して下さい」
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紅美鈴 | 「あら、気が付いていました?」
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| 家の裏から出現。
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フラン | 「美鈴も付いてきたの?フランは一人でどこでも行けるよ(ぷんぷん)」
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紅美鈴 | 「咲夜さんに着いて行く様にと頼まれましたもので」
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フラン | 「まあいいわ、美鈴、???をおぶって行ってね」
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紅美鈴 | 「はい」
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| と言う訳で、三人がチルノの家に向かう事に成った。
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フラン | 「でも大ちゃんは結構強いんだよね?」
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??? | 「うん、しかもテレポートも使えるからそう簡単には何か有るなんて事無いんだけど・・・」
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紅美鈴 | 「そう言えば、咲夜さんが人伝(ひとづて)で霊夢・魔理沙のコンビもチルノの家に向かっ
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| たと言う事は聞いた様です」
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??? | 「その二人も行っているのに、それで帰って来ないとは・・・一体何が・・・」
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フラン | 「まあ何か有ったらフランが倒して上げるよ」
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??? | 「それは心強いです」
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フラン | 「さー美鈴、飛ばすわよ」
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紅美鈴 | 「はい、妹様!」
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| そして、チルノ宅に着いた。
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