| | 昼休みの屋上にて
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| 亮 太 | 「ガツガツガツガツ」
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| ゆうじ | 「なあ亮太・・・」
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| 亮 太 | 「うご、なんだ？」
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| ゆうじ | 「たしか俺に話があるんだったよなあ・・・」
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| 亮 太 | 「ああそうだけど？」
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| ほたる | 「はい、お兄ちゃん、あ〜ん」
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| ゆうじ | 「なんでおまえらのいちゃついた行為を目にしなきゃいけないんだあああ！！！」
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| | 絶叫して叫ぶゆうじ
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| ほたる | 「私達そんなにお似合いかな（はにゃ）いとこ同士なのに（ニコ）」
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| ゆうじ | 「だぁぁぁぁ〜鬱陶しい！！！」
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| 亮 太 | 「お前ってそんなキャラだったけ？」
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| ゆうじ | 「と、ほたるちゃんはいいとして、なんで雑賀までいるんだああ！！！」
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| 五 月 | 「あんた達がまた何かよからぬ事をたくらんでないか監視するためよ（プイ）」
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| ゆうじ | 「なんじゃそらああああああ！！！！！！」
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| | 一人絶叫の渦を作り出すゆうじであった。
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| ゆうじ | 「ぜーはーぜーはー」
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| 亮 太 | 「あ〜うまかった」
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| ほたる | 「お母さんの料理って本当においしいかった。今度ほたるも作ってみようかなあ〜」
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| 亮 太 | 「朝早く起きれればの話だけどな」
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| ほたる | 「はにゃ〜」
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| 五 月 | 「・・・なんだったら私が作ってこようか・・・」
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| 亮 太 | 「五月が・・・まあほたるに頼むよりましだよな」
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| 五 月 | 「一応私はおせち一式とか作れるのよ」
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| 亮 太 | 「お前んちおもいっきし古風だしなあ・・・」
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| 五 月 | 「じゃあ、明日作ってくるね」
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| 亮 太 | 「おお、たのんだぜ」
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| ほたる | 「五月さん、ほたるの分もある（うるうる）」
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| 五 月 | 「・・・心配しないでお重五段くらい作ってくるから・・・」
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| ほたる | 「やったーお兄ちゃん」
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| 五 月 | 「・・・（やっぱりほたるちゃんには勝てないのかなあ〜わたし）」
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| | 賑わう三人。
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| ゆうじ | 「おーい俺はかやの外かい」
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| 亮 太 | 「あ、わり」
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| ゆうじ | 「たのむよ〜」
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| 亮 太 | 「じゃあ、本題に入る・・・って五月も聞くか？」
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| 五 月 | 「当然」
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| 亮 太 | 「昨日・・・（中略）・・・でロボットを見つけたんだ」
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| 五 月 | 「ろぼっと？」
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| 亮 太 | 「ああ、で、なんでかそのロボットが俺を新しいマスターにしちまったわけだ」
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| ゆうじ | 「新しいマスターねえ・・・」
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| 亮 太 | 「というわけでうちに今置いてあるというわけ」
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| 五 月 | 「置いてある？」
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| 亮 太 | 「充電中だから」
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| 五 月 | 「充電中ねえ・・・」
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| | やや呆れる五月。
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| 亮 太 | 「まあ、そういうわけで、あのロボットがなんなのかさっぱりというわけ」
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| 五 月 | 「さっぱりって・・・」
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| ゆうじ | 「で、俺の出番？」
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| 亮 太 | 「そ、よくわかってるねえ〜ゆうじ君」
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| ゆうじ | 「誉めなくていいって」
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| 五 月 | 「誉めてないって・・・」
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| 亮 太 | 「というわけで今度の休みに色々機材を持ってきて俺んちで調べてくれ」
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| ゆうじ | 「おーし、まかせとけ！」
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| 亮 太 | 「今度の日曜に来てくれよ」
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| ゆうじ | 「わかったよ」
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| | 亮太とゆうじの少し離れたところで
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| 五 月 | 「よく考えたらそのロボットを森川君の家に持っていけばいいんじゃないの？」
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| ほたる | 「お兄ちゃんって結構面倒臭がりなの・・・」
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| 五 月 | 「これは将来亮太の相手は苦労するなあ〜」
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| ほたる | 「やだあ五月さんったら〜（笑）」
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| 五 月 | 「・・・（しまった〜）」
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| 亮 太 | 「なにこそこそはなしてんだ？」
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| ほたる | 「将来の夢」
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| 五 月 | 「違う違う、お、女同士のお話」
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| 亮 太 | 「あっそう？」
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| 五 月 | 「そうそう」
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| 亮 太 | 「そろそろ教室に戻るか」
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| 五 月 | 「そうね」
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| ほたる | 「じゃあ〜ね〜お兄ちゃん」
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| | 一足先に去っていくほたる。
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| 五 月 | 「じゃあ、私も日曜になったら亮太の家に行くね」
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| 亮 太 | 「ああ、別にいいけど・・・なんで？」
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| 五 月 | 「話しておいて私だけのけ者はないでしょ」
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| 亮 太 | 「さいですか」
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| 五 月 | 「そういうこと」
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| | 五月も一足先に去っていく。
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| ゆうじ | 「ねえ亮太」
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| 亮 太 | 「なに？」
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| ゆうじ | 「どっちを選ぶんだ（笑）」
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| 亮 太 | 「どっちって？」
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| ゆうじ | 「ほたるちゃんか、雑賀さんか」
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| 亮 太 | 「・・・両方ともって駄目かなあ・・・」
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| ゆうじ | 「そういうこと二人が聞いてたら怖いよ〜」
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| 亮 太 | 「だな〜（ため息）」
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| ゆうじ | 「さあ、教室に戻ろうか」
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| 亮 太 | 「そだな」
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| | 二人は屋上より去っていく。
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