ららら/漆話

思惑の行方

    寝静まった深夜、例の屋敷にて。
??A「まだ発見できんのか?」
??B「はい、どこにも発見できません」
??A「よーく探せ!」
??C「はい」
    ごそごそごそごそ・・・
??A「やつめ、一体どこに隠しおったんじゃ・・・」
    謎の男は屋敷の中のあちこちをくまなく探していた。
    そして壁に装置が付いているのを発見。
??A「この程度の物はわしが解除してくれる」
    持ってきた解除するための装置を壁の装置と接続して暗号解析を始めた。
??A「ふふふ、なに!」
    どうやっても解除することはできなかった。
??A「くそー、奴めわしが解析することを見越しておったか・・・」
    そういうと男は部下の者にドリルなどの壁破壊用の機械を用意させる。
??A「ここの壁は打ち壊せ!」
??B「わかりました」
    ズドドドドドッドドドドドドドドドドド!!!
    ボコボコボコボコボコボコボコボコボコ!!!
??B「壁を破壊しました」
??A「ようし、進むぞ」
    そして地下へ降りていく3人。
??A「この部屋を好く探せ、例の者が眠っているはずだ」
??C「わかりました」
    ごそごそごそごそ・・・
??A「このカプセルは・・・からだと」
??B「この部屋にはなにもありません」
??A「すでに何者かが運び出したのか・・・」
??A「相馬(B)、川島(C)、この町周辺を調査しろ」
相 馬「しかし、私達はそれの姿形を存じませんが?」
??A「安心しろ、聞いた話では奴の娘にそっくりと聞く。ゆえにこの写真を元に探してくれ」
川 島「わかりました」
    そして深夜は明ける。
    こちら桜部家。
    ピンポーン
五 月「すいません〜」
澄 子「おや、五月ちゃんじゃないかい、亮太なら上にいるよ(ニヤリ)」
五 月「あ、あの・・・そういわけじゃ(照れ)」
澄 子「今は亮太はほたると一緒に飯を食ってるところだよ」
五 月「お、御邪魔しま〜す」
    中へ入っていく五月。
亮 太「おお、早いなあ五月?」
ほたる「ようこそ五月さん」
五 月「あいかわらず起きるのが遅いのねえ」
亮 太「そうか?」
五 月「もう10時よ・・・」
ほたる「まあ日曜日だから・・・」
亮 太「そういうこと」
五 月「はあ〜・・・っで、森川君は?」
亮 太「移動に苦労してるって、携帯で言ってた」
五 月「どれだけ運んでんだか・・・」
    呆れる五月。
    そして朝飯&昼飯を食べて3人は二階の亮太の部屋へ行く。
五 月「これが・・・ロボット?」
亮 太「そう、屋敷から拾ってきた」
ほたる「おまけにその時真っ裸(笑)」
ららら「ポッ」
五 月「・・・・・・」
亮 太「で、この子の名前はららら、本名はRA3−V101でややこしいから、らららにした」
五 月「安直ねえ・・・」
    又呆れる五月。
ららら「そういうわけで宜しく御願いします」
五 月「はあどうもこちらこそ」
ほたる「らららはいろんなことができるんだよ、ほら腕からあれだして」
ららら「はい」
    シュキーーーン
    砲塔登場。
五 月「・・・まさか兵器まで装備しているの?」
ららら「ええ、博士が色々オプションとしてつけてくださいました、他にも妨害電波、催眠光線、
    その他色々」
五 月「なにを考えてこんな危険な物つけたのかしら・・・」
ららら「博士は、敵から身を守るためと言っていましたけど・・・」
五 月「一体どんな敵から身を守るつもりなのかしら・・・」
ららら「多分、私とどうタイプのリアルロボが他の研究チームでも開発していると聞いたことがあ
    ります」
亮 太「どうタイプねえ・・・」
ほたる「世の中物騒ねえ」
五 月「他人事みたいねえ・・・」
ららら「そういえば私の能力の一つでレーダー能力もあります」
亮 太「レーダー?」
ららら「はい、ただいまこの家に向かって眼鏡をかけた人が荷物を運びながら玄関の所まで到着い
    たしました」
亮 太「やっときたのか、じゃあちょっとでむかえてくるな」
    そういうと亮太は玄関へ向かいドアを開けた。
    ガチャン
亮 太「あれ?」
ゆうじ「どわあ・・・」
    ドアを開けたと同時に吹っ飛んだゆうじ。
亮 太「・・・・・・」
    のびるゆうじ。
亮 太「・・・わり」

あとがき「ゲスト・五月」
ITK「??Aは後日名前をあかします」
五 月「いままで連続で書いてきたのに、なんで6話と7話との間ができたの?」
ITK「最初は6話までしか頭の中になかったんです」
五 月「で、次の話を作るのにしばらく間ができたと?」
ITK「そういうこと」
五 月「その調子で結末まで持っていけるの?」
ITK「一部二部方式にでもしようかと考え中」
五 月「それまでHPがもてばいいけど・・・」
ITK「縁起でもない・・・でもそれはなきにしもあらずかも・・・」
五 月「・・・・・・」

創作小説に戻る

inserted by FC2 system