亮 太 | 「ここかー!!!」
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| ジュキーーン!!!
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| 核と思われる所を所構わず打ち込む亮太。
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ららら | 「うりゃりゃりゃりゃららららら〜」
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| らららも襲い来る姫野忍の触手に向かってミサイルを撃ちまくる。
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| ボカボカボカボカボカ・・・
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| 壊しても壊しても機械の触手は自動的に再生されていく。
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ららら | 「きりが無いよ〜マスター」
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亮 太 | 「泣き言言ってないで撃ちまくれ」
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| そういっている間に触手は亮太とらららに絡みつく。
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亮 太 | 「しまった」
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ららら | 「しかたない、奥の手・・・」
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| らららの全身がトランスし始める。
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| 全身に風が発生する。
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| そして猛烈に鋭い風が生まれ、あっという間に絡みついた触手を切り裂く。
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亮 太 | 「ナイスららら」
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ららら | 「見たか、ららら奥義、疾風の鎌鼬!」
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| そしてらららは腕の中でその風を結集させる。
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ららら | 「奥の手第二弾、サイクロントルネード!」
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| らららは全身を回転させ巨大な風の柱を形成し、機械にぶつける。
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姫野忍 | 「・・・」
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亮 太 | 「ん、何か見えてきたぞ・・・あれがコアか・・・」
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姫野忍 | 「これが私のコアよ・・・」
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ららら | 「しゃ、喋った・・・」
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亮 太 | 「遠慮なく壊させてもらうよ・・・」
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姫野忍 | 「ごめんなさい、これが最後のチャンスだから・・・」
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亮 太 | 「最後?」
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姫野忍 | 「もうすぐ、時限爆弾装置が作動するから・・・」
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亮 太 | 「時限爆弾装置!!!」
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姫野忍 | 「そう、何かあったときの為に私自身爆破するようにしたの」
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亮 太 | 「・・・もういい、早く終わらせる・・・」
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| そして亮太とらららは必死にコアを破壊しようとした・・・
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| 数十分後・・・
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| コアはまったく傷一つつかなかった・・・。
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ららら | 「どうすれば・・・」
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亮 太 | 「もうどうすればいいんだ・・・」
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詩 雪 | 「聞こえる・・・」
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亮 太 | 「詩雪さん???」
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詩 雪 | 「手はある・・・これを・・・」
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亮 太 | 「これは・・・」
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| 詩雪が持っていたヨーヨーである。
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詩 雪 | 「それは高性能圧縮爆弾が内蔵されている、それを付けて爆破すれば何とかなる、そして二
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| 人ともこの場から離れるのよ」
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亮 太 | 「しかしそんなことすれば詩雪さんたちは・・・」
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詩 雪 | 「私たちのことはいい、はやく・・・」
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亮 太 | 「しかし・・・」
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詩 雪 | 「ららら、はやく」
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ららら | 「でもしーちゃん・・・」
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詩 雪 | 「はやく!!!もう間に合わなくなる」
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亮 太 | 「・・・すまない・・・跡で骨は拾っとくよ・・・」
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詩 雪 | 「骨も残らないよ」
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ららら | 「しーちゃん・・・」
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| そして二人は速攻で爆弾を仕掛けて、地上に向かって脱出する。
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| そして・・・
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| ドゴーーーーーーーーアアアン!!!
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| 物凄い音が地中深くから響く。
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姫野忍 | 「これでお別れね・・・」
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詩 雪 | 「困ったなあ・・・どうしようか・・・」
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姫野忍 | 「安心して、あなた達は地上に戻してあげる」
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| そういうと機械の触手は勢いよく、詩雪たちを放り出す。
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姫野忍 | 「さーもう終わり・・・長い物語・・・楽しかった・・・」
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亮 太 | 「おーい姫野」
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姫野忍 | 「!?」
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亮 太 | 「・・・忘れないよ」
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姫野忍 | 「・・・」
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| 機械と化した姫野の目からうっすらと涙が流れ落ちる。
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姫野忍 | 「私も・・・ずっとずっと・・・」
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亮 太 | 「・・・」
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| 永遠に二人は分かれる。
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| そして・・・
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亮 太 | 「ただいま、澄子おばさん」
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澄 子 | 「うわーどうしたんだいボロボロになって・・・」
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亮 太 | 「ちょっとね」
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| 背負っていたらららをおろす。
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ららら | 「ぷにゅー」
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| 疲れてぶっ倒れるららら。
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ほたる | 「何かあったのららら?」
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ららら | 「いろいろ、いろんな事が有り過ぎてもう駄目〜」
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亮 太 | 「疲れたからもう寝るわ」
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澄 子 | 「まった、夕飯食ってからにしな」
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亮 太 | 「ほ〜い」
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| 階段にあがって行く亮太。
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亮 太 | 「・・・姫野・・・」
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| ベットに倒れこむ亮太。
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亮 太 | 「・・・ん?」
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| ポケットの中に何か入っているのを発見。
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亮 太 | 「いつの間に・・・」
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| 亮太のポケットには機械の欠片(かけら)が入っていた。
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ららら | 「マスタ〜夕飯出来たって〜」
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亮 太 | 「そっか・・・わかった」
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ららら | 「うん・・・マスター、今回活躍したんだから抱きしめて〜」
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亮 太 | 「阿呆かーーーー!!!」
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| ゴチン
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| 急に元気になる亮太。
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亮 太 | 「さ、いくぞ」
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ららら | 「はあ〜い」
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| 部屋を出る二人・・・
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| 机に飾るように置かれる機械の欠片・・・
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| 一方詩雪達はと言うと・・・
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詩 雪 | 「・・・」
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青 田 | 「無理しすぎですよ詩雪様」
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詩 雪 | 「睦月と一緒に遊びに行きたい・・・」
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青 田 | 「全治一ヶ月です」
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詩 雪 | 「・・・聖零、なんであなたは無傷なのよ」
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聖 零 | 「シスターですから」
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詩 雪 | 「理由になっていない・・・」
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| かくして姫野忍との事に決着はつく・・・しかし・・・
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| ちなみに援軍を呼びに行ったガラスは途中で倒れて援軍は呼べなかった。
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