聖 零 | 「闇の眼本格発動」
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| 聖零の斬撃、突撃はバッサバッサと黒服の男達をぶっ飛ばしていく。
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千 晴 | 「流石ね、なら私も・・・」
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| 御影千晴の目にも留まらぬ攻撃が黒服たちの関節を次々と外していく。
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黒 服 | 「うわあ」
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| 叫び声が絶える事無い。
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黒 服 | 「このままでは全滅だ・・・ぐう」
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| いきなり黒服を束ねる黒服がなぎ倒される。
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黒 服 | 「!」
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聖 零 | 「何?」
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千 晴 | 「仲間割れ・・・?」
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??? | 「ドーピング処理を施しても所詮は人間はRAには適わぬものか・・・」
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千 晴 | 「ドーピング・・・それでタフなわけか」
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聖 零 | 「そういうあなたは?」
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??? | 「ふふふ」
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| その者は掛けていたサングラスを外す。
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??? | 「久しぶりだな、聖零、御影千晴」
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千 晴 | 「あ、あなたは・・・」
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聖 零 | 「そ、そんな、まさか・・・」
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??? | 「ふふふふふふ」
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千 晴 | 「あなたが生きているなんて・・・」
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??? | 「どうした聖零、私の顔を見て怯えているね♪」
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聖 零 | 「・・・いや・・・」
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千 晴 | 「あなた・・・」
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聖 零 | 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
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| そこにいたのは聖零がよく知る人物。
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| 第廿玖話、過去と復讐より
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| 『こ、この人は・・・・・・
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| 映像にはある男が聖零を襲っていた・・・その先のシーンはとても詩雪には見ることがで
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| きなかった。』
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| 聖零に傷痕を与えた者、桂木温朗ともう一人・・・
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??? | 「久しぶりだね、元気にしてた?」
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聖 零 | 「い・・・」
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| 普段の聖零からは考えられないくらいの怯えぶり
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千 晴 | 「聖零立ちなさい」
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| 千晴の声は聖零には聞こえていない。
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??? | 「そんなに怖がられると僕傷ついちゃうなあ〜♪」
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千 晴 | 「くう・・・」
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| 千晴は聖零の頬をひっぱ叩く。
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聖 零 | 「!?」
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千 晴 | 「しっかりしなさい、今のあなたは昔のあなたじゃないわ、今ここで過去の清算をしなさい」
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聖 零 | 「・・・」
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| 頷く聖零。
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聖 零 | 「・・・過去の清算・・・」
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??? | 「何二人で盛り上がってるの?僕は完全に悪者だね」
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| シュシュ!
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| 千晴の投げた投石を鮮やかにかわす黒服の長。
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??? | 「いきなり吃驚(びっくり)するね、ふふふ」
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千 晴 | 「流石、同じRAなだけはあるわね・・・」
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??? | 「そうだね、でも僕は欠陥品だからね」
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千 晴 | 「何故あなたはオルマに力を貸しているの?」
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??? | 「僕の主人は国に捕まって暇だったからね、だから暇つぶしだよ」
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千 晴 | 「本当は延命措置の為でしょ、主人を失ったRAのメンテナンスを失うことは死活問題です
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| からね」
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??? | 「あれ、ばれてた、ふふふ」
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聖 零 | 「闇の眼再発動!」
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千 晴 | 「もう充分よ、私達に残された仕事、あなたを回収処分する事・・・存在しない筈の型番、
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| RAB−V99(Bはベータと読む)、温朗の隠し子、聖零は汚した男、桂木藤史(かつ
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| らぎとうし)・・・」
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藤 史 | 「わかりやすい説明ありがとう、じゃあ僕も役目だから手加減しないよ」
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黒 服 | 「藤史様我々も・・・」
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| ドグ・・
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| 黒服にとどめをさす藤史。
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藤 史 | 「君達がいたんじゃ足手まといだよ♪まあ本当のRAの力を見せるにはRA相手じゃないと
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| ね」
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聖 零 | 「!」
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千 晴 | 「!」
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藤 史 | 「油断した♪」
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| あっと言う間に二人の喉元を掴む。
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藤 史 | 「ボカーン♪」
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| ドゥコゴゴゴゴゴォォォォーーーーン!!!!!!
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| 藤史の腕から物凄い爆発が生み出される。
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藤 史 | 「ふふふふふふ、まだまだだね」
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聖 零 | 「くああ・・・闇の眼発動」
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千 晴 | 「くう・・・聖零、眼の力を使い過ぎないように」
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聖 零 | 「うああああああああああああああああああああああ」
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| ズシャンズシャンズシャン!!!
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| 聖零の爪撃は藤史の肉を削る。
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藤 史 | 「まだまだだよ、そんな攻撃じゃあ致命傷は無理だよ」
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聖 零 | 「・・・超闇の眼発動!!!」
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藤 史 | 「え?」
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| ズゥシィヤァーーーン!!!
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| 藤史は聖零の攻撃で天高く斬り飛ばされる。
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藤 史 | 「嘘でしょ」
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| 聖零は更に高速で天高く藤史を追う。
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聖 零 | 「真闇の眼発動!!!」
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千 晴 | 「うわあ、聖零無理しすぎよ・・・そんなに力を使ったら・・・」
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| 聖零の体中の筋肉が悲鳴を上げ始める。
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聖 零 | 「くああああああ」
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藤 史 | 「無理しちゃ駄目だよ」
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聖 零 | 「死ねえ!」
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| 聖零は藤史に追いつくと一気に角度を返して急降下、斬りも見上に藤史にドリルをぶつけ
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| るかのように攻撃
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| ズリュリュルリュルルリュルル!!!r
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| スドォォォーーン!
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| 二人は地上に叩きつけられる。
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千 晴 | 「やったか・・・」
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聖 零 | 「・・・・・・」
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藤 史 | 「忘れたの聖零、千晴、僕の能力を・・・」
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千 晴 | 「まさか・・・」
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藤 史 | 「そう、絶対無痛覚なんだよ僕は・・・体は丈夫だから多少の事では僕は立ってられるよ」
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千 晴 | 「・・・」
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| 聖零は力尽きて倒れる。
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藤 史 | 「さーてと、次は君だけだね」
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| と、その時!
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| シュ!
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| いきなり藤史のは背中に棘を思わせるようなヨーヨーが突き刺さる。
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詩 雪 | 「このときを待っていた・・・」
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藤 史 | 「あれ、おかしいよ、痛くない筈の僕の体が・・・落ちていくよ」
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詩 雪 | 「あなたの体に入っている無痛覚液を無効にする液がヨーヨーに染み込んでいるわ」
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藤 史 | 「うあ、あ、あ、あ、あ♪」
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千 晴 | 「とどめを」
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詩 雪 | 「駄目、この男は聖零の手でやらなければいけない、聖零立ちなさい!」
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聖 零 | 「はい、詩雪様・・・・・・」
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藤 史 | 「ははははは、まさか僕がこんなにもあっさり負けちゃうなんてね♪」
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聖 零 | 「・・・これで私も過去から解き放たれる」
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| スパーーーン!
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| 藤史は絶命する。
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詩 雪 | 「聖零、大丈夫」
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聖 零 | 「はい・・・長かったです・・・」
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詩 雪 | 「よかった・・・千晴」
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千 晴 | 「はい、今すぐに研究所に」
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詩 雪 | 「いえ、あなたは桜部亮太の後を追って」
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千 晴 | 「しかし・・・」
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詩 雪 | 「大丈夫、聖零の事は私が見るから」
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千 晴 | 「はい・・・」
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| 千晴は桜部亮太の後を追う。
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| こうして詩雪と聖零の長かった傷痕の清算は終わる・・・しかし桂木温朗は国の手から生
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| き延びている。いずれ二人の前に出てくるであろうがそれはまた先のお話・・・
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