艦これSS/任務〇一

鎮守府に着任

提 督「今日から俺に岩川基地に赴任する事になった」
    と、自分で言って見たは良いが、上層部の奴らと来たら・・・
上層部「君には岩川に提督として赴任してもらう」
提 督「はい、お任せ下さい」
上層部「ただあそこは特殊な部隊なので、君自らが育成する形で基地を強化して欲しい」
提 督「新米の自分がですか?」
上層部「何分人手不足というのも有るが、あそこは特殊な所なのでな・・・本部は直々に君を推し
    たらしい」
提 督「は、はあ・・・自分が言うのもなんですが、同期の中では成績はあまり褒められた物では
    ないと自己認識しておりますが・・・」
上層部「儂ももっと君の経験をつませてからと思っていたのだが、上からの命令だ、従って貰う」
提 督「・・・わかりました、それで、私以外にそこには誰が居るのでしょうか?」
上層部「まあ、行けばわかる。そしてそこに一人の秘書を先に向かわせているので、詳しくはその
    者に聞くと良い」
提 督「わかりました、早速向かいます」
    と、言う感じで基地に着いたのだが・・・誰も居ないな・・・
???「はわわわ、お待ちしておりました」
提 督「ん?君が、秘書・・・・えっ????」
    そこにはどう見ても成人していない幼女が居ました。
 電 「この度、ここの秘書艦として配属になった、電(いなづま)と申します、宜しくお願いし
    ます」
    拝啓、母上様、なぜか幼女が私の秘書になりました。
    と言う訳で、電ちゃん(ちゃんづけにしました)から詳しく基地の事を聞きました。
    ここは他の軍とは違って、秘密兵器艦娘を育成して、敵を殲滅する事を任務としているよ
    うです。
    注:一応原作とは多少設定が異なりますので悪しからず。
 電 「と言う訳で、後日何体か赴任するのですが、建造というシステムをry」
    長いので省略。実際には艦娘養成学校から、赴任すると言う形です。
    ただし、建造にあった娘でないと赴任出来ないというシステム。
提 督「まあとりあえず第一艦隊を組める六人になる迄、建造をしよう」
 電 「資材にも限りがありますので注意して下さいなのです」
提 督「わかった」
    その後、着々と娘たちを増やし、基地も賑やかになっていった。
    とりあえず一軍が金剛・龍譲・赤城・伊勢・北上・五十鈴
    遠征部隊那珂ちゃんと愉快な仲間達。
    遠征第二部隊が木曾と愉快な仲間達。
    そんなこんなでショートストーリーで話を進めていきます。
提 督「とりあえず電ちゃん、暁と響と雷(いかづち)と不知火と夕立とで、1−5で鍛錬つんで
    きなさい」
 電 「電の本気を見るのです」
 雷 「はーい司令官」
 響 「行ってきます」
 暁 「べ、別にそんな事しなくて暁は立派にやっていけるんだから」
 響 「そんなんだから、旗艦を任せられないんだよ」
 暁 「ふーん、暁もいつか旗艦やるんだから」
提 督「そう言う事は四姉妹で一番強くなってから言おうな」
 暁 「それは提督が他の三人ばかり優先して出撃させているんだから仕方ないでしょ」
提 督「いや、お前が一番赴任するの遅かったんだから仕方ないだろ・・・」
不知火「たしかに、ここに赴任する前に他の三人はテストクリアしたのに、暁だけはなかなかクリ
    アできなかったよな」
夕 立「不知火は、すぐにクリアしてたっポイよね」
提 督「まあ、なんだ、余談はそこまでにして早く出撃してきなさい」
六 人「ハーイ」
    その結果
    電   Lv51
    雷   Lv23
    響   Lv30
    暁   Lv21
    不知火 Lv20
    夕立  Lv21
 暁 「提督はやっぱり電ばかり贔屓し過ぎ!!!」
 電 「お姉ちゃん、電はそのかわり休み全く無しでやってたのよ(笑顔&ブラック)」
 暁 「う・・・(なんか電が経験をつんだ事によってコワイ)」
夕 立「でも不知火が一番下なんだからいいっぽい?」
 響 「なぜか不知火は大破が多かったからね、ハラショー」
不知火「うう・・・(確かに何故か敵は私に集中砲火してきて出遅れた・・・)」
 雷 「まあまあ皆、無事経験つんだんだから良いんじゃない?」
    何だかんだでまとめ役になる雷。
 電 「皆先に入渠してて、電は司令官と書類整理してくるのです」
    みんなと一緒に出撃しても最後まで秘書の仕事をこなす電。
提 督「なあ、電」
 電 「何ですか司令官さん」
提 督「すまないな、いつもいつも他の皆よりも仕事を頼んで」
 電 「大丈夫なのです、電は司令官さんと一緒に仕事できることが誇りなのです」
提 督「電・・・でも秘書の仕事が大変なら、他の人と交代させてもいいんだぞ?」
 電 「大丈夫なのです、電がしっかり管理しないと、他の人達が提督に集まってきて大変になる
    のです」
    ううたしかに電が居るからこそ、他の艦娘達はおれになかなり接触してこない・・・いや
    接触したくとも電が居る為になかなか来ないというのが正解だろうか・・・
    なんかおかんに管理されている感じだな(笑)
提 督「さーって、もう一仕事で終わるぞぉ」
    ん?
    どうやら出撃疲れで電は机の上で眠ってしまった様である。
提 督「ふふ、仕方ないな・・・何だかんだ言ってもまだ子供だな・・・」
    電に布団をかけてやりソファーで眠らせる。
提 督「静かに仕事仕事」
    で、執務室の戸の前には。
金 剛「オー提督とお話したいデース」
霧 島「姉さま、邪魔しちゃ駄目ですよ、ほら私達も入渠してきますよ」
金 剛「オーキリクマサンーン、ハナスデース」
霧 島「誰がキリクマですか!」
    引きずられていく金剛。
提 督「さて、俺も一休みするか・・・」
    向かいのソファーで眠る提督。
    今日も忙しい鎮守府の一日であった。
    なお、電ちゃんは多少は提督に期待はしているものの、提督は一応大人と言う事でその辺
    はわきまえている。みんなからは公認のような形に見えるが、あくまで上司と秘書の関係
    である。まあその関係ゆえに他の艦娘は虎視眈々と提督に狙いを定めている今日この頃。
青 葉「常識的な関係過ぎてスクープないです」
衣 笠「のぞきはよくないよ姉さん・・・」

あとがき「ゲスト・電」
ITK「艦これSSに挑戦、書きたい実話を基にしたエピソード書きたかったけど、まずは基盤と
    なる最初の話を書いておきたかったので書きました。ただし他の小説と違って、それぞれ
    が独立した話という設定でやって行きたいです」
 電 「はわわわ、いきなり艦これに挑戦なんてびっくりなのです」
ITK「やりはじめたのも一週間前なので、本当に急です」
 電 「次はどういったお話を?」
ITK「鈴谷でも出したい」
 電 「電は?」
ITK「遠征って行って来て(レベル的な遠征クリア目的な意味で)」
 電 「・・・」

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