艦これSS/任務〇五

緑の鎮守府

    この日の本の国に少し変わった鎮守府が存在した。
    そこの提督は少し変わっており、艦娘にある特色が存在した。
    所属する艦娘全てが緑髪の艦娘しか存在しないと言う。
鈴 谷「只今帰投したよ提督」 
    彼女はこの鎮守府に所属するエースである。
夕 張「それにしても今回も大変でしたね、いい加減提督うちの艦娘増やして下さい」
提 督だが断る!!
木 曾「おいおい相棒、せめて連合組める様に12人に満たすだけでいいんだぞ」
提 督「そんな事言っても緑髪艦娘は妥協しても11人しか存在しないんだから文句言うな」
    そう、現在緑髪艦娘は鈴谷・夕張・木曾・夕雲・山風・高波・松・竹・長月、
    妥協して蒼龍・浜波を加えた11人のみである。
蒼 龍「前海域で他の鎮守府に頼み込んで何とか任務達成出来たからよかったものをもう人が足り
    ないですよ」
提 督「やだやだ、小生緑が好きなので他の色が混ざると嫌でござる」
夕 雲「もう提督ったら子供みたいなんだから」
浜 波「提督、わがままいけない(超小声)」
 竹 「なあ、ここの提督はよくこんなんで重要任務をこなせてるんだ・・・」
 松 「それは、私たちが頑張りすぎてるからよ」
 竹 「そっかー(疲れた声)」
長 月「ならせめて我々をもっと労って欲しいものだ」
提 督「安心しろ、今回の重要任務も終わったからしばらくはワクワク遠征任務地獄で労ってあげ
    るぞ」
長 月「司令官は鬼だな」
    海上護衛任務/タンカー護衛任務班 夕張(旗艦)・山風・高波・浜波
    長距離練習航海/防空射撃演習/ブルネイ泊地沖哨戒班 夕雲(旗艦)・長月・松・竹
    演習班 鈴谷・蒼龍・木曾
    艦種の都合上2枠の遠征がやっとである。ただ空母系が実質蒼龍と鈴谷のみなのでボーキ
    の需要は低いのが唯一の救いである(なお基地航空隊)
提 督「文句は言わず、1時間の休憩後にさっさと輸送遠征行って来い」
鈴 谷「みんながんばろー!!(遠い目)」
    さて艦娘が部屋から去って俺は上への報告書を終わらせておくか・・・
    ・・・
    カキカキカキ
    ・・・
提 督「で、山風はなんで俺の膝の上に居るんだ・・・」
山 風「パパ成分補給中」
提 督「そっかー」
    カキカキカキ
提 督「うーん終わったー、さて奴らももう遠征から帰ってくるから今日の任務はおわりだ」
山 風「うん・・・」
提 督「あれ、山風は遠征は・・・」
山 風「警備任務に変更しといた(3人条件)」
提 督「そっかー、って、まてい!!」
    山風を遠征に送りなおした。泣いてたけど不知火
    そしておれは自分の部屋で眠りについた。
    モゾモゾモゾ
    自分が言うのもなんだが、俺は結構ブラックな人間なのだが何故か艦娘に警戒心を全く受
    けてない。
提 督「山風か、潜り込んできたのは・・・」
夕 雲「あら提督、気がついちゃいました(照れ)」
提 督「・・・」
    秒で部屋から放り投げた。
提 督「ばかもん、お前が潜り込んで来たらシャレにならんだろうが」
夕 雲「提督ったら照れちゃって〜♪」
提 督「まったくあいつは・・・」
    布団もっこり
提 督「・・・今度は誰だ・・・」
山 風「・・・」
提 督「はいはい、一緒に寝ようか」
夕 雲「差別だー!!」
提 督「キコエナイキコエナイ」
    次の日
提 督「さて今日は横須賀の元帥の所と演習であるから6人を選別する、鈴谷・夕雲・高波・浜波
    ・山風・長月、力を見せてこい」
    駆逐主体である。
横須賀「緑提督よ、今回こそはお前を潰してやる」
提 督「はい、お手柔らかに」
横須賀「いつもいつも余裕ぶりおって、我が艦隊の力を見せてくれようぞ」
大 湊「なんで横須賀の奴、敵対心むき出しなんだ、相手航巡がいても駆逐だらけだったら余裕だ
    ろうに」
佐世保「お前新任だから知らん様だがあそこの鎮守府は演習で負けた事が不敗の鎮守府だ」
大 湊「おいおい冗談だろ、横須賀の大和武蔵長門陸奥赤城加賀相手に流石に無理だろ」
佐世保「まあ見てろ、勝負は一瞬でつくから」
    横須賀の戦艦軍団の一斉射撃が飛び交い、一航戦の艦載機が緑艦隊を襲う
    しかし6人は回避・迎撃を行い何事もなかった様にしている。
鈴 谷「・・・夕雲型突撃、山風長月迎撃補佐」 
夕高浜「夕雲型ジェットストリームアタック!!」 
    3人の駆逐艦の砲撃で戦艦全て沈黙
    そして残った一航戦は山風と長月の横腹の攻撃でのけぞり、鈴谷の超接近砲撃で二人を吹
    っ飛ばす。
    試合は1分で終わった。勝者緑鎮守府
横須賀「ふざけんな、大和型がなんで一瞬で負けんだよ・・・」
提 督「いい演習でした(にっこり)」
横須賀「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」
    ところでなぜ緑の鎮守府はこんなに強いのか・・・
提 督「まあ俺の愛情の賜物ですよ」
夕 雲「はい、提督の愛の賜物です」
鈴 谷「いやいや、超絶特訓がブラックすぎて強くなりすぎただけっしょ」
長 月「まあ二十四時間任務こなしてれば誰でも強くなれるさ・・・(遠い目)」
    演習は幕を閉じる
提 督「さてまだ鍛え足りないから二百四十時間遠征でもするか」
木 曾「もういい、やめてくれー」
夕 張「せめて一時間、兵装研究させて・・・」
 松 「もう慣れました(泣)」
 竹 「おれ、この鎮守府でやっていけるのか・・・」
高 波「がんばる!です」
浜 波「頑張って頑張って指令に褒めてもらうんだから(超小声)」
提 督「さて、仕事でもするか〜」
山 風「もっと強くなればパパが構ってくれる」
    今日も鎮守府は平和である。

あとがき「ゲスト・夕雲」
ITK「約六年ぶりに書きました」
夕 雲「どれだけサボっていたんですか」
ITK「まあそもそもHP自体更新しなくなったものでその煽りを喰らって小説も全部とまった」
夕 雲「今回は単発ですか?」
ITK「気が向けば続編でもいいけど、ITK氏のやる気次第」
夕 雲「なら無理ですね(あきらめ)」
ITK「せやな(勝ち誇った顔)」
夕 雲「・・・」

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