美紗緒日記/弐話

嫉妬無用

    昨日わたしは一人の男の人に出会いました。
    その人の名前は柾木天地といいます。砂沙美ちゃんのお兄ちゃんみたいだけどでも、ぜん
    ぜん似てないと思いました。(笑)でもなんだかその人の前にいると胸が高鳴り顔が真っ
    赤になってしまいました。どうしてだろ、もしかしてこれが恋というもの・・・。私は昨
    日砂沙美ちゃんの家でご馳走になった後なんだかいずらくなり夜のうちに家に帰ってきた。
    私は今日あったことを日記につけていた。
    家に帰ってからも胸がどきどきしていた。
    結局その夜はなかなか眠れなかった。
    そして次の日突如学校で事件が起きた。
このは「ちょっと美人だからってでかい顔すんじゃないわよ!」
美紗緒「あっ・・」
    私はクラスでいじめられていた。
砂沙美「ちょっといいかげんにしてよこのは」
このは「うるさいわね」
砂沙美「いじめはやめなさいよ」
このは「やるき・・」
砂沙美「・・・」
    と、いつのまにかこのはと砂沙美ちゃんの喧嘩となっていた。
    そして・・・
高井戸「なぜ喧嘩したのかね君達」
こ・砂「・・・・・・」
高井戸「何か理由があるはずじゃないですか?」
こ・砂「・・・・・・」
高井戸「・・・二人とも3日間の停学処分にします」
    二人は結局最後までなにもしゃべらなかった。
    その日の帰路のとき
美紗緒「砂沙美ちゃん・・・」
砂沙美「あ、美紗緒ちゃん」
美紗緒「ごめんなさい私のせいで・・・」
砂沙美「いいんだよ、気にしないで」
美紗緒「でも・・・」
砂沙美「ほんとにいいってば」
美紗緒「・・・・・・あの砂沙美ちゃん」
砂沙美「なに美紗緒ちゃん?」
美紗緒「私も3日間お休みする」
砂沙美「え?」
美紗緒「だって砂沙美ちゃんに迷惑をかけたし、それに私自身けじめをつけたくて・・・」
砂沙美「美紗緒ちゃん・・・」
美紗緒「だからね・・・あした砂沙美ちゃんのおうちで遊ぼ・・・」
砂沙美「・・・いいの美紗緒ちゃん?」
美紗緒「うん(ニコ)」

あとがき「ゲスト・砂沙美」
ITK「小学校に停学ってあったっけなあ・・・」
砂沙美「不登校はあるけど、小学校で停学は聞いたことないと思うけど?」
ITK「だよね」
砂沙美「でも砂沙美停学になるなんてお姉様や天地兄ちゃんになんていったら・・・」
ITK「・・・ごめんねこんな話で」
砂沙美「・・・ま、いっか(ニコ)」
ITK「あらら〜」

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