美紗緒日記/五話

落胆無用

美紗緒「お母さん、どこに引っ越すの?」
琴 恵「北陸の石川県よ、そこに知り合いのお店が私の新しい職場の近くにあるのよ」
美紗緒「で、私の学校は?」
琴 恵「入学手続きはもうしといたわ」
美紗緒「石川県ってどういう所?」
琴 恵「私の知り合いから聞いた話だと風情がある町だって・・・でも自動車の排ガス汚染ナンバ
    ー3にはいる所だって(実話)」
美紗緒「・・・・・・」
    そして石川に到着
琴 恵「私は今から仕事があるからこの家の人に挨拶しておくのよ」
美紗緒「うん・・・」
店 長「あんたが美紗緒って子かい?」
美紗緒「は、はい・・・」
    いきなり店長と出てきましたが第一期の十五話目を参照のこと
店 長「琴恵にはいろいろ世話になったからねえ、今日からここを自分の家と思ってすごしな」
美紗緒「お、お世話になります・・・」
店 長「2階の奥の部屋があんたの部屋だよ」
    美紗緒は荷物を自分の部屋に運んでいった。
    そして美紗緒はベランダより外の景色を眺めた。
美紗緒「綺麗なところ・・・」
    美紗緒はしばし外の風景を見つめていた。
美紗緒「天地さん元気かな・・・」
    まだ天地のことを忘れられない美紗緒は深く落ち込みだした。
美紗緒「今日はもう遅いから寝よ・・・」
    いろいろな複雑な想いを胸になかなか眠れない夜を過ごした。
    次の日美紗緒は朝早く起きた。そして下の階に降りてきて店長に食事を作ってもらい朝食
    を口にした。その間店長はお店の用意に追われていた。
店 長「美紗緒ちゃん、学校は明日からだから、今日はどこへと遊んできていいよ」
美紗緒「でも店長忙しそうですけど・・・」
店 長「ああ、今日来るはずだったバイトがいきなりやめちゃってね、だから忙しいんだよ」
美紗緒「あの、手伝いましょうか?」
店 長「え、いいのかい、じゃあこれとこれとこれとこれと・・・」
美紗緒「ふえ〜」
    結局美紗緒はこの店でバイトし続けるはめになったとさ
    ちなみにバイト料はなし、お小遣いは月1万円のみ、下宿代は善意故に無料。

あとがき「ゲスト・美紗緒」
ITK「久々に美紗緒日記連載復帰」
美紗緒「大丈夫ですか?このおはなしって長期休み時のみの連載のはず・・・」
ITK「第二期が終わったから大丈夫だと思いますが・・・」
美紗緒「でも時期的に美紗緒日記って古いような気がしますが・・・」
ITK「まあ設定上では第一期より前のお話だけど・・・」
美紗緒「でもどこまで続くのですか?」
ITK「目標二十六話!!!」
美紗緒「頑張って下さいね・・・」
ITK「美紗緒ちゃんの頑張り次第です」
美紗緒「私の頑張り次第?」
ITK「そういうこと」
美紗緒「??????(意味がよくわからないんだけど・・・)」

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