美紗緒 | 「あの・・・砂沙美ちゃん?」
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砂沙美 | 「あ、その声は美紗緒ちゃん!手紙読んでくれたんだ」
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美紗緒 | 「うん」
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砂沙美 | 「ありがとう電話書けてくれて・・・わっ、あっ!」
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美紗緒 | 「ど、どうしたの砂沙美ちゃん?」
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砂沙美 | 「あ、ちょっとね・・・わっ、あっ、ひえぇぇぇぇぇぇーーー」
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| ドンドンズドンバリバリバリバリチュドーーーーーーーン
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| 電話越しからものすごい音が漏れまくっていた。
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美紗緒 | 「・・・・・・」
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砂沙美 | 「ちょっとお姉さまも魎呼お姉ちゃんも静かにしてーーーーーーー!!!!!」
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| 静かになった。
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| あらためて砂沙美は電話の受話器に向けて話しかけた。
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砂沙美 | 「ごめんね美紗緒ちゃんちょっと立て込んでいてね・・・」
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美紗緒 | 「・・・・・・」
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砂沙美 | 「どうしたの美紗緒ちゃん?」
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美紗緒 | 「耳が・・・」
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| バタ
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| 砂沙美のいきなりの絶叫によりその場で硬直したまま倒れた。
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砂沙美 | 「み、美紗緒ちゃーーーーーん!!!!!!」
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| そして数時間後
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砂沙美 | 「ごめん美紗緒ちゃん」
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美紗緒 | 「もう気にしてないよ、ちょっとお姉さまも魎呼お姉ちゃんも静かにしてーーーーーーー!
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| !!!!なんていったこと」
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砂沙美 | 「うう、かなり気にしてる」
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美紗緒 | 「そんなことないよ」
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砂沙美 | 「性格変わったんじゃないの美紗緒ちゃん?」
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美紗緒 | 「そうかな?」
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砂沙美 | 「そうだよ・・・」
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美紗緒 | 「うふふふふふふ」
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砂沙美 | 「あはははははは」
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| と日常会話が永遠と続いた。
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| けっきょくお互い日程があわずまた今度ということになった。
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| 次の日、日曜日
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美紗緒 | 「ごめん、まった?」
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留魅耶 | 「あ、ぜんぜんまってないよ・・・・(本当は2時間も待ったけど)」
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美紗緒 | 「ちょっと服を選ぶのに時間がかかっちゃって・・・」
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留魅耶 | 「あ、うん、似合ってるよ・・・」
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美紗緒 | 「ありがとうるーくん」
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留魅耶 | 「あ、ああ・・・」
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| なんとまあ早速留魅耶と美紗緒はデートに出かけていたのである。
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| いやはや最近の若い者は・・・(笑)
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