美紗緒日記/九話

友達無用

美紗緒「あの・・・砂沙美ちゃん?」
砂沙美「あ、その声は美紗緒ちゃん!手紙読んでくれたんだ」
美紗緒「うん」
砂沙美「ありがとう電話書けてくれて・・・わっ、あっ!」
美紗緒「ど、どうしたの砂沙美ちゃん?」
砂沙美「あ、ちょっとね・・・わっ、あっ、ひえぇぇぇぇぇぇーーー」
    ドンドンズドンバリバリバリバリチュドーーーーーーーン
    電話越しからものすごい音が漏れまくっていた。
美紗緒「・・・・・・」
砂沙美「ちょっとお姉さまも魎呼お姉ちゃんも静かにしてーーーーーーー!!!!!」
    静かになった。
    あらためて砂沙美は電話の受話器に向けて話しかけた。
砂沙美「ごめんね美紗緒ちゃんちょっと立て込んでいてね・・・」
美紗緒「・・・・・・」
砂沙美「どうしたの美紗緒ちゃん?」
美紗緒「耳が・・・」
    バタ
    砂沙美のいきなりの絶叫によりその場で硬直したまま倒れた。
砂沙美「み、美紗緒ちゃーーーーーん!!!!!!」
    そして数時間後
砂沙美「ごめん美紗緒ちゃん」
美紗緒「もう気にしてないよ、ちょっとお姉さまも魎呼お姉ちゃんも静かにしてーーーーーーー!
    !!!!なんていったこと」
砂沙美「うう、かなり気にしてる」
美紗緒「そんなことないよ」
砂沙美「性格変わったんじゃないの美紗緒ちゃん?」
美紗緒「そうかな?」
砂沙美「そうだよ・・・」
美紗緒「うふふふふふふ」
砂沙美「あはははははは」
    と日常会話が永遠と続いた。
    けっきょくお互い日程があわずまた今度ということになった。
    次の日、日曜日
美紗緒「ごめん、まった?」
留魅耶「あ、ぜんぜんまってないよ・・・・(本当は2時間も待ったけど)」
美紗緒「ちょっと服を選ぶのに時間がかかっちゃって・・・」
留魅耶「あ、うん、似合ってるよ・・・」
美紗緒「ありがとうるーくん」
留魅耶「あ、ああ・・・」
    なんとまあ早速留魅耶と美紗緒はデートに出かけていたのである。
    いやはや最近の若い者は・・・(笑)

あとがき「ゲスト・美紗緒」
ITK「2000年最後のお話」
美紗緒「にしてはありきたりというか・・・」
ITK「いやはや最近の若い者は・・・」
美紗緒「誤魔化さないで下さい」
ITK「しかたないよ私の能力不足だから・・・」
美紗緒「・・・・・・」
ITK「あらどうしたの?」
美紗緒「美紗緒日記本当に26話までもつの?」
ITK「途中で頓挫するかも・・・て冗談ですよ」
美紗緒「ITKさんがいうとあまり冗談には聞こえないんですけど・・・」
ITK「信用ないなあ・・・」
美紗緒「ありません(きっぱり)」
ITK「・・・・・・」

創作小説に戻る

inserted by FC2 system