美紗緒日記/拾話

來光無用

美紗緒「ただいま・・・あれお母さんどうしたの?」
琴 恵「あ、美紗緒お帰り」
    母琴恵は荷物を整理していた。
琴 恵「美紗緒、良く聞いてね、母さん再婚することにしたの」
美紗緒「えっ・・・」
琴 恵「だからその人と一緒に暮らすための岡山に戻ることになったの」
美紗緒「そ、そんな、急にいわれても・・・」
琴 恵「明日ここをたつからすぐに美紗緒も準備してね。ダンボールが足りなかったら近くのスー
    パーからとってきてね」
美紗緒「・・・わかった・・・」
    その日は引っ越し準備のため大忙しとなった・。
    しかし美紗緒は急なことに落ち着いて入られなかった・・・。
美紗緒「またるー君と別れるのか・・・・・・」
    しかし決まってしまったからには仕方なくぽつぽつとダンボールに荷物を入れ続けた。
美紗緒「あ、ダンボールが足りない・・・」
    予想通りの展開か美紗緒は近くのスーパーであまっているダンボールを取りに行った。
    と、そこで・・・
留魅耶「うわあーー!!!」
    バシ!!
    スーパーの裏で不良に殴られている留魅耶がいた。
美紗緒「る、るーくん・・・」
    しばし物陰でその状況を見つめる。
不良A「おいおいこれっぽちしかもってないのかよしけてんなあ・・・」
不良B「あ〜あ、やられちゃったなあ」
留魅耶「それは姉さんの誕生日祝いのお金だぞ・・・」
不良A「うるせーー!!!」
    ヅゴォ!!!
留魅耶「うぅぅ・・・」
不良B「いこうぜ、おい」
不良A「ああ・・・・・・うあ?なんだお前?」
    物陰からのぞいている美紗緒に向かって不良Aが叫んだ。
留魅耶「み、美紗緒!!来ちゃ駄目だ・・・」
不良B「おい、このがきからも金をふんだくろうぜ」
不良A「そうだな」
美紗緒「いや・・・」
    美紗緒は恐怖のあまりその場に膝を落とした。
    そして不良Bは美紗緒の腕をつかみ不良Aは美紗緒のポケットにある採譜を強奪した。
不良A「お、結構もってんじゃねえか」
不良B「さてゲーセンでも行くか?」
不良A「そうだな」
    その場に倒れ込む美紗緒
美紗緒「・・・・・・・・・い」
不良B「おまえあんまりゲームで負けたからって怒るなよ」
不良A「俺に勝つ奴は全部むかつくんだよ!」
美紗緒「・・・・・・・さない」
留魅耶「み、みさお・・・」
美紗緒「・・・・・・るさない」
    美紗緒は体をふるわせながら声にならない声をはっし続ける。
美紗緒「・・・・・ゆるさない」
不良B「なにかいってるぜあのガキ」
不良A「あぁああ?」
美紗緒絶対に許さない!!!!
    美紗緒が言葉をはっしたとたんあたりが金色の光に包まれ始めた。
不良A「うわあなんだ?」
不良B「くうまぶしい・・・」
留魅耶「もしかして美紗緒・・・」
美紗緒なにもかももういやーー!!!!
    その声とともに不良達は光に飲まれ消滅する。
留魅耶「美紗緒・・・」
    留魅耶は何がおきたか理解ができない、それを確認しようにも体が動かない・・・
    そして美紗緒が放った光はその場の時間を一時的に止めた。 

あとがき「ゲスト・美紗緒」
ITK「美紗緒はこれからどうなるのでしょうか、今後に期待!」
美紗緒「それにしてもなんか不良の話ってITKさんの実体験ですか?」
ITK「やや実体験です。よくゲーセンでからまれるので・・・原因はわかってます」
美紗緒「そうなの?」
ITK「ええ、たまにKOFで3人抜きしたときなんか・・・でも相手はハメ技や無限コンボや
    ってたりしてるのに・・・」
美紗緒「理不尽ですね・・・」
ITK「何回かやっていたら自分よりあまりうまくない人の動きって読めるようになるので結構
    神経を使ってます。まあそれ以来わたしは3人抜きしそうなところでやや力を落としま
    す。ただ不良に絡まれないために・・・でも負けると金が勿体ないので絶対に負けるこ
    とは考えませんけど(笑)」
美紗緒「ちなみにその不良のもとになった人は?」
ITK「同じ学校の人です(笑)そのうちの1人なんか捨てぜりふにこう言っていきましたよ、
    インターネットでエロサイトばっかりみとるなと・・・いや俺は見たことないよその手
    のサイトは・・・アニメ系はともかく(笑)よく考えたら、かりにそれを私が見ていた
    としてそれは脇から見ていたおたくはどうなのとつっこみを入れたくなるけど・・・」
美紗緒「話が長いようですのでここで話を区切らせていただきまーす」
ITK「・・・・・・」

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