引越祝小説/外伝7

風邪無用

庭 瀬「ねえ聞いた?」
阿 知「なにを?」
庭 瀬「満奇ったらさあ冥王星勤務に左遷されたんだって」
阿 知「ふーん」
野辺山「こらこらこんなところでサボってないで速く仕事せんか!」
庭・阿「はぁーい」
野辺山「まったく美星がいなくなってほっとしたと思ったのにまだまだ楽にはなりそうにならなそ
    うだな」
菩 提「それより美星の報告書はまだですかな?」
野辺山「相変わらずです菩提殿」
菩 提「翻訳機のことですかな」
野辺山「はあ〜、美星の報告書ですからねえ」
    そのころ柾木家にて
美 星「へっくしゅ!!」
天 地「美星さん大丈夫ですか?」
美 星「え、ええ大丈夫です天地さん」
天 地「でも鼻水が出てますよ」
美 星「あらあら」
天 地「風邪はひきはじめが肝心です。だから部屋まで行きましょう」
美 星「あらあらそんな天地さん大胆ですわ」
天 地「あの・・・」
    そこへすかさず魎呼、阿重霞登場
魎 呼「て〜ん〜ち、あたしも風邪ひいたから部屋まで連れってくれよ、そして二人で暖まろうよ」
阿重霞「あなたのはただの仮病でしょ、それより天地様わたくしのことを看病してくださいまし」
美 星「あらあら」
鷲 羽「またいつものパターンになるわねえ」
    鷲羽の予想通りまた一悶着起きることになった。
    ちゃっかり最後は鷲羽が登場してしめをくくりました。

あとがき「ゲスト・美紗緒」
ITK「たまには違った天地無用もいいなあと思いまして清音、美星の同僚の立ち話から始めてみ
    ました」
美紗緒「でも庭瀬さんや阿知さんって性別未定なんじゃなかったですか?このお話見てますと女口
    調になってますが?
ITK「ま、細かいことは気にしない、今回は20分くらいでかきましたので」
美紗緒「ま、ITKさんってそういうひとですからねえ」
ITK「いやいや誉めなくていいですよ」
美紗緒「いやその・・・別に誉めたわけじゃ・・・」

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