美紗緒 | 「すいません、東京へはどう行けばよろしいのでしょうか?」
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駅 員 | 「ああ、それなら米原を通って名古屋で東京方面に乗りかえればよろしいですよ」
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美紗緒 | 「ありがとうございます」
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| 先日とある本屋にて同人誌なるものを見つける。
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| 当然立ち読みすることはできないので、表紙にひかれるまま衝動買いしてしまう。
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| (注意、健全なる一般向けの物です)
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| そして何を思ったか夏コミへ行こうという計画を立てる。
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| もちろん一人ではなく名古屋にて砂沙美ちゃんと一緒に行く約束をする。
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砂沙美 | 「美紗緒ちゃーん」
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美紗緒 | 「あ、砂沙美ちゃん、おまたせ」
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砂沙美 | 「砂沙美もお待たせ、さあ早く乗り換えの列車が来るから行こう」
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美紗緒 | 「うん」
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| すたすたすたすた
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砂沙美 | 「えっと砂沙美達の席はっと・・・」
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美紗緒 | 「あ、あそこじゃない、砂沙美ちゃん」
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砂沙美 | 「あ、本当だ」
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美紗緒 | 「なんか混んでるねえ・・・」
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砂沙美 | 「特急なのに立っている人がいっぱい・・・」
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美紗緒 | 「まさかとおもうけど・・・」
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砂沙美 | 「まさかとおもうけど?」
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| そして2時間後
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砂沙美 | 「ひぇええええええええ」
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美紗緒 | 「わあっ・・・」
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| ざわざわざわざわざわ・・・
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| そう、そこには・・・
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砂沙美 | 「あわわわわわわわわわわ・・・」
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美紗緒 | 「・・・・・・(言葉にない)」
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| ざわざわざわざわざわ・・・
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砂沙美 | 「ひ、ひとが・・・いっぱい・・・(推定一万人)」
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美紗緒 | 「入れるのかなあ・・・」
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砂沙美 | 「さあ・・・」
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