160万ヒット記念小説/外伝23

神出無用

    コミケからいまだ抜け出せない二人(外伝21・22参照続き)
美紗緒「ねえ砂沙美ちゃん?」
砂沙美「何?」
美紗緒「あそこにいる人、天地さんに似ていない?」
砂沙美「本当だ、サングラスかけているけどあれは天地兄ちゃんだ・・・」
    二人は天地の近くまで駆け寄る。
天 地「尼ヶ崎の奴、どこ行ったんだ・・・」
尼ヶ崎「悪い、待たせたな」
    買い物いっぱいの尼ヶ崎。
天 地「よくそんなにも買ったなあ・・・」
尼ヶ崎「人気の企業ブースは最低二時間は必要だからな」
天 地「もう帰るぞ、俺も一応買ったけどな」
尼ヶ崎「何を買ったんだ天地?」
天 地「別にいいだろ、わ、尼ヶ崎何をするんだ」
尼ヶ崎「何って何を買ったか見てるんじゃないか」
天 地「わ、よせ人が見ているだろ」
    わいわいがやがや・・・
    そうこうしているうちに天地の買った本が袋から飛び出る。
    そしてその本は美紗緒と砂沙美のところまでトンで行く。
    見事美紗緒の懐にキャッチ。
天 地「尼ヶ崎!!」
尼ヶ崎「そんなことより天地、本はいいのか?」
天 地「ああそうだった、はやいところ・・・え・・・」
    天地は美紗緒が本を持っているのを発見。
天 地「やばい・・・」
砂沙美「天地兄ちゃん、どうしてここにいるの?」
天 地「いやその尼ヶ崎に頼まれて・・・」
美紗緒「ぽ・・・(顔が真っ赤)」
    美紗緒は天地が買った本を見て真っ赤になっていた。
天 地「わーーーー!!!」
    天地が買った本は・・・美紗緒にのこが主人公の×××な本であった・・・。
美紗緒「天地さんこう言うのが好きなんですか???」
天 地「いやそのあの・・・美紗緒ちゃんにそっくりな絵があったからつい・・・」
美紗緒「ぽ・・・」
    互いに視線をそらしあう二人。
砂沙美「天地兄ちゃん(怒)」
天 地「うわあ〜誤解だあ〜」
砂沙美「なんで砂沙美じゃないの!!!」
    バコーーーン!
    砂沙美のギャ○クティカ○グナムは天地にクリーンヒット。
天 地「怒る所が違うんじゃないの!!!」
    はるかかなたに飛ばされた天地。
美紗緒「・・・」
砂沙美「はーはー、ってどうしたの美紗緒ちゃん?」
美紗緒「帰ったらこれ勉強しようかな・・・」
砂沙美「十年早いよ美紗緒ちゃん・・・」
美紗緒「・・・ぽ」
尼ヶ崎「天地、帰りはゆりかごめじゃなく新木場からだからな〜」
    ようやくコミケ騒動は一件落着。

あとがき「ゲスト・砂沙美」
ITK「二千一年九月から滞ってた外伝コミケ編をようやく終了、二年半ご無沙汰でした」
砂沙美「もう忘れられているのかと思った、もしくは天地のお話書かないと思ってました」
ITK「なんとなく書く気が起きて書いただけです(二年半起きなかったのが不思議な位)」
砂沙美「で、今後は外伝は?」
ITK「たぶん気が向いたときしだい、最低二十六話までは書こうかなと・・・」
砂沙美「何年先になるのやら」
ITK「十年先(笑)」
砂沙美「冗談に聞こえない所が怖い・・・」
ITK「ですね」
砂沙美「・・・・・・」

追記:本当に九年後(約十年)に二十六話目を書く事になろうとはITKも思っていなかった。
2013/03/14記載

創作小説に戻る

inserted by FC2 system