美紗緒 | 「さ、砂沙美ちゃん、待ってよ〜」
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| 美紗緒は砂沙美が急いで走って行くのを追い掛けている最中。
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砂沙美 | 「早くしないと、天地兄ちゃんが出掛けちゃうよ」
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美紗緒 | 「も〜、追い着けないよ〜」
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砂沙美 | 「じゃあ、天地兄ちゃんは砂沙美が貰っちゃうよ♪」
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美紗緒 | 「!、だ、駄目です!」
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砂沙美 | 「えへへ」
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| あれから幾日の年月が経ったであろうか・・・
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| 小学生だったあの時に、柾木天地さんに恋をして、気が付いたら五年の歳月があっと言う
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| 間に経ちました。
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| 今では私と砂沙美ちゃんは高校生です。
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| 天地は結局、樹雷のお仕事に関わる事になり、地球に居る日が極端に減ったのである。
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| 勿論、その周りに居る阿重霞さんや魎呼さんは欲求不満である。
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| でも周りからはようやく公認の仲を認められる事に至りました。
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| (魎呼は未だに認めようとはしないが・・・)
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美紗緒 | 「会うの、久しぶりだな・・・」
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| 認められた仲なのではあるが、会う事には未だにドキドキが止まらない感じです。
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砂沙美 | 「あ、天地兄ちゃん!」
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| 三人は久しぶりに会う天地と話がはずんだ。
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| いつまでもこの関係が続きますように・・・
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| 願ってやまない今日この頃です。
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美紗緒 | 「ちなみにこのお話は美紗緒日記Rとは関係ありません」
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砂沙美 | 「誰に言ってるの美紗緒ちゃん?」
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美紗緒 | 「今は無き、小説ファンの方にです」
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砂沙美 | 「・・・居たっけそんな人・・・」
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